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母にZINEを捧げたい
ZINEを作る。
この後、ZINEに関するnoteが1ヶ月以内に公開されなかったら、失敗したと思ってください。
📕📙📘
私の母の趣味は、読書だ。
好きな作家は、宮部みゆきに司馬遼太郎。
宮部みゆきの新刊が出てると、嬉しそうにハードカバーの本を抱えて帰ってきては、楽しそうに読んでいたのを覚えている。
私が学生の頃までは、母はほとんど毎週のように図書館へ行き、子どものカードの分までせっせと本を借りていた。
そんな本好きの母が、私に読書を勧めないわけがない。しかし私は、母の意に反して、ほとんど本を読まなかった。ただ、昔っから食いしん坊だった私は、「わかったさん」と「こまったさん」シリーズだけは好き好んで読んでいたし、漫画も好きだったので、母が借りてくる手塚治虫のブッダや火の鳥、スヌーピーの漫画だけは欠かさずに読んでいた。
📕📙📘
noteを初めて、しばらくしてからのこと。
本好きな母に、「noteっていうSNSで、小説とかエッセイを書いてるよ。面白いって言ってもらえることもあるよ!」と話したことがある。
読書嫌いな私が、小説やエッセイを書いているなんて、母は想像していただろうか。
母は特にそれには触れず、二つ返事で「読んでみたい」と言ってくれた。
私は早速URLをLINEに貼り付け、「ここから読めるよ」と言って、母にリンクを送信した。
その後、母から返ってきた感想は、極めてシンプルなものだった。
スマホじゃ、字が小さくて読めん
noteを印刷して読んでもらおうかとも考えたけれど、正直なところ面倒臭い。
そのうちに、ZINE(個人で作った本、小冊子のこと)を作ろうかなと思ったものの、本にしてもよさそうな記事があまりないなと思ったりもした。
そのため、母に関するエピソードをいくつか書いてnoteに公開した。
いつか、ZINEにできればいいな、と思いながら。
「いつか」は、100%来ない。
そう言ったのは、誰だっただろうか。
「いつか」は来ないかもなぁと思っていたある時、ある方から、「作っちゃいましょうよ。ZINE」とご提案をいただいた。私は先延ばしにしていた「いつか」を手繰り寄せて、とりあえずZINE作りに着手することにした。
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とりあえず、なんとなく形になっている気がする。
横書きを縦書きにしたので、改行などが気になるのと、読み返すと粗が目立つ。公開しているnoteの中から、いくつか母に読んでもらっても大丈夫そうなものを見繕って修正し、近日中にZINEにできたらいいな、と思う。
母は、文庫本は読めるのだ。
きっと冊子になれば、母も無理なく私の文章を読めるだろうと信じて。
2月から、#パーソナル編集者 というサービスを利用し始めました。
もっと、いい文章を書きたい!と野心メラメラで申し込んだら、渋谷祥平さんが編集者として半年間、伴走してくださることになりました。渋谷さんは、めちゃくちゃ褒め上手で、盛り上げ上手!やる気が出るコメントをたくさんくださいます。ありがたい。
パーソナル編集者の方と、セッションという名で行うZOOMの作戦会議があるのですが、私が「いつかZINE作りたいんですよね〜」と伝えると、渋谷さんが「いつかと言わずに、今、作っちゃいましょう!」と後押ししてくださいました。じゃあ、作ってみるかと思い、私は重い尻を上げることにしてみました。
ZINE作りの参考にと、渋谷さんの記事(個人で写真集を作ってみたnote)を拝見したのですが、すっっごくいい!書いたものや撮った写真を、WEBでいつでも見ることができるというも便利ですが、手元に取っておきたい文章や写真は、紙に残しておきたいと改めて感じました。
渋谷さんの写真集づくりのnoteを読んで、私も個人的なZINE作ったことあるやん!と思い出し、記憶を辿って見ると、一年ぐらい前に冊子を作っていたことをnoteにしていたことに気づきました。
子どものための絵本や、自分で撮った写真に詩を添えて、手作りで冊子を作っていたことをnoteにした記事です。冊子を作っていたのは、15年くらい前のことなので、最近はすっかり忘れていたけれど、私って本を作るのが好きだったのかもしれない、と改めて気づきました。
楽しいんだよね。マジで。作ってる時は、読んでくれる人の喜ぶ顔を想像して、めちゃめちゃニヤニヤしてるし、すごく楽しい。
しかし、今回は初めての“文章“でのZINE作り。
正直なところ、右も左も、上も下もわかりません。
そんな時、先輩方がZINEの作り方をnoteにしてくださっていることを、渋谷さんが教えてくださいました。
すごくわかりやすかった。
この二つの記事がなかったら、多分、ZINEを作ろうとは思わなかったと思います。
せっかくなので、参考までに掲載させていだたきます。
(不都合ありましたら、削除いたしますので、お知らせください)
よーし。
「母に捧げるZINE」を完成させるぞ!