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納豆で茶碗を汚さない方法

納豆を食べる時に、少しだけ未来のことを考えて憂鬱になる。

一時間後の未来。
それは、納豆でベタベタになった茶碗を不愉快な気持ちで洗っている姿である。

しかし、それを防ぐ簡単な方法がある。

なんか可愛かったので、顔を描いた。

納豆のパックの方に、ご飯を入れるだけ。

すごく簡単である。
簡単に見えるが、このやり方にはポイントがある。モリモリ乗せると食べにくいので、茶碗の半分くらいのご飯を、納豆に帽子を被せるようにそっと乗せると良い。ここで、茶碗の大きさやご飯の量に私が言及しないのには理由がある。これを真似しようという人が仮にいたとしても、その人はきっと大雑把な人だと思う。だから、間違いなく茶碗の大きさなどにこだわりはしないからだ。

今日の晩御飯は、野菜炒めとにんじんしりしりと目玉焼きだった。

目玉焼きの黄身を半熟にしようと思ったら、火からあげるのが早すぎて、ほとんど熟熟だった。皿に乗せたら皺皺になった。「目玉焼きしわしわ」とXでポストしたら、「野菜に寄っかかっているみたいで可愛いですね」と言っていただいたので、こちらも顔を描きたくなった。

ぐうぐう

自分で描いといてなんだが、かわいい。
愛着が湧いてしまう。可愛くてたべれないっ!

なんてことはない。

現実に私の目の前にある食べ物には、顔が描かれていない。そこにあるのは、可愛い食べ物ではなく、美味しそうな食べ物だ。ということで、私は遠慮なく、ペロリと完食した。ごちそうさまでした。



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