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ロケットスタート授業
図解全バカ連動note第3弾です。
前回の全バカにはなかった要素なのですが、「起立、気をつけ、礼」ではなく、いきなりそれなりにハードな活動で授業を始める「ロケットスタート授業」というものを紹介しています。
「教育の生産性」は、より短い時間で、より大きな成果をあげることをねらいとしています。
授業の初めに、ギュイーンと一気に脳を回転させることで、その後の授業での思考の活性化ができれば、すなわちそれは教育の生産性向上へと繋がるはずです。
算数なら百ます計算や計算ミニゲーム、国語なら古文暗唱やゲーム音読といった具体例を図解版で挙げています。
暗唱教材
国語の授業のはじめに、古文暗唱という活動をよく取り入れます。これは陰山メソッドの手法の一つですね。
一度やってみたらすぐに実感できるのですが、古文暗唱は、一種のスポーツです。
いかに間違えずに記憶し、いかに間違えずに舌を回転させるかというゲーム性があるので、子どもたちは乗ってきます。もちろんすぐに暗記することはできないので、はじめは授業で覚える時間を取って練習させたり、音読の宿題で出したりするといいでしょう。
ここでは4つのレベルに分けた暗唱教材を紹介します。
(※いずれも著作権が切れているものになっています。)
五十音(レベル1)
劇や歌の発声練習等でもよく使われますね。リズムも良く、簡単な言葉の組み合わせで構成されているので低学年でもすぐにできます。
寿限無(レベル2)
Eテレの「にほんごであそぼ」を観て、知っている子どもが多いです。
読む速さをだんだん上げて3回ぐらい繰り返して読むと盛り上がります。
論語 レベル3
一気にレベルが上がるように見えますが、子どもたちは割とスムーズに言えるようになります。論語から抽出したこれらの文は、どれもリズムを重視したものです。ちなみに「巧言令色鮮なし仁」の語感が抜群に良いため、ここだけみんな大きな声で言うという現象が起こります。(2020.さる調べ)
平家物語 (レベル4)
こんなに長い文を暗唱できるの?と僕も初めは疑心暗鬼でしたが、子どもの脳の吸収力はすさまじく、どんどんとできる子が増えていきました。ちなみに人気スポットは「ろくはらのにゅうどう さきのだいじょうだいじんたいらのあっそんきよもりこう」の部分です。
PDFダウンロード
下からそれぞれの教材のPDFをダウンロードできます。
もし良かったら授業で活用してみてください。
脳みそのスイッチを入れるのにオススメです。