9/8自由連句「南瓜を選び」の巻

もう一回くらい暑くなるんちゃうかーと思わせといてならんのかーい!

  「南瓜を選び」の巻
1 一人称がオレの南瓜を選び買う  てるや
2 分厚い面の皮に落書き  よう
3 めり込んだぶん親指が甘くなる  朱夏
4 誰も乗れないまま筋斗雲  てるや
月 普遍的な価値なんてない二日月  てるや
6 投資を凍死と聞き間違える  朱夏

恋 抱きしめて心の芯をとろとろに  よう
8 乾いてゆくよ指のことばは  てるや
9 落ち葉踏み行進曲を鳴らす靴  よう
10 その五連符のスラーのやさし  朱夏
11 写真には雲と月だけ残されて  たみか
花 花の名前をわたしにつける  よう

袴田朱夏さん「投資を凍死と聞き間違える」こんな句つけられる?! ちょっとびっくりだよね。
海月漂さん「抱きしめて心の芯をとろとろに」よく恋に転じるよね、あれを(笑)。
(次にてるやが恋をうまく受け取れてないんだよねー。エロスを考えすぎちゃったよ)
寿々多実果さん「写真には雲と月だけ残されて」花にいくと見せかけて花以外を押し込んでくる! でも雲と月以外の写真に写るものって、夜の空間かしら。不思議な句だ。

恋かー。恋づくしの自由連句というのもありかもねー。(ひそかにリベンジを思うが如何

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