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【動画解説】田谷侑は語りたい⑧ 国展10系統

東京都交通局 国展10系統

車内の案内表示

「国展10系統」は東京駅丸の内南口~東京ビッグサイトを結ぶ路線で、2024年8月11日(日曜日)にコミックマーケット104向けの「国展急行」(国際展示場行の急行バスであるためこのような愛称があります)として初めて設定されました。今までも東京駅から東京ビッグサイトへの臨時直通バスは運転されており、東京駅八重洲口~東京ビッグサイトを結ぶ「国展08系統」や門前仲町~東京ビッグサイトを結ぶ「国展09系統」などが存在しています。

国展10系統 @東京ビッグサイト

コミックマーケットを中心とした東京ビッグサイトで大規模な祭典が開催される際のみ運転されており、定期路線ではありません。
そんな超多客時にのみに運転される系統だけあって、様々な営業所から車両と乗務員が駆り出されます。基本的に東京ビッグサイト周辺の路線は「深川自動車営業所」「有明自動車営業所」「江東自動車営業所」「品川自動車営業所港南支所」が担当していますが、「国展急行」にはそれ以外の営業所からも駆り出されます。私が見た中で遠方の営業所は「北自動車営業所」や「練馬自動車営業所」などが参戦していました。

東京駅丸の内南口臨時乗り場(降車専用バス停を活用)

冒頭にも書いた通り「国展10系統」は2024年8月に新規で開設された路線で、2023年12月のコミックマーケット103までは「国展08系統」として、東京駅八重洲口から運転されていました(「国展08系統」の解説はまた後日・・・)。ただ単に東京駅の逆側からの発車になった・・・だけと思いましたが、「国展10系統」とは異なる経路を走行。
経由(途中停留場なし):東京駅丸の内南口~鍛冶屋橋通り~都道50号~佃大橋~都道304号~豊洲大橋~都道484号~東京ビッグサイト
といった経路で、この中で特に注目したいのが「豊洲大橋」
豊洲大橋を渡る都営バスの定期路線は無く(回送車のルートではあります)、かつて臨時便として設定された「祭20系統」が渡ったのみと思われます。

豊洲大橋を渡る国展10系統 東京ビッグサイト行
豊洲大橋を渡る国展10系統 東京駅丸の内南口行

2024年8月11日 コミックマーケット104 1日目 午前中に運用を実地確認しました。その際の東京駅丸の内南口~東京ビッグサイト の都営バス国展10系統 は、以下の布陣でした。
1号車 巣鴨自動車営業所 P-Z512
2号車 品川自動車営業所 A-K216
3号車 渋谷自動車営業所 B-T189
4号車 有明自動車営業所 J-E526
5号車 北自動車営業所 N-F606
6号車 南千住自動車営業所 K-B793
7号車 有明自動車営業所 J-H996
8号車 貸切 B-A010
9号車 江戸川自動車営業所 V-T228
10号車 小滝橋自動車営業所 E-Z548
11号車 早稲田自動車営業所 T-E520
13号車 練馬自動車営業所 F-S680
17号車 巣鴨自動車営業所 P-S661
朝早い段階は1~7号車のみで回しており、お昼前の東京駅丸の内南口行きから8号車以降が順次充当された様子でした。(私が目測で確認した限りなので間違っていたら申し訳ないです) 所々確認・撮影できなかった号車があります。
その時に撮影した動画はコチラ↓


東京ビッグサイトへ向かう国展10系統充当車の回送

以上、田谷侑は語りたい⑧ 国展10系統 の動画解説記事でした。
今後も毎週このような形で解説記事を投稿予定です。
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