【動画解説】田谷侑は語りたい⑭ 元フレッシュひたちE653系 ときわ号に充当
E653系 ときわ35号
E653系の軌跡
常磐線の485系を置き換えるべく、交直流特急車両として開発。1997年勝田車両センターに配属され、2013年3月までフレッシュひたち号として常磐線で運転されていました。その後、順次新潟車両センターに転属し、いなほ号・しらゆき号・らくらくトレインなどの運用に充当され、今度は新潟地区の485系を置き換えました。(2014年8月ごろまでは一部車両が勝田車両センター所属の上、首都圏の波動運用に就いていました。)
このまま新潟地区で安住かと思いきや、2018年突如7両編成1本が国鉄色に塗り替えられ勝田車両センターにカムバック。その後2023年にもう1本が水色のフレッシュひたち塗装で戻ってくることとなり、2024年現在まで2本は首都圏の波動輸送に従事しています。
首都圏での波動運用
再度常磐線に戻ってきたE653系。常磐線に戻ってきてからは常磐線関連の臨時快速・臨時特急などに充当されました。E657系が10両の為か、座席未指定券のランプがついていない為か、グリーン車の位置が違うためか、理由は不明ですが定期列車である「ひたち号」「ときわ号」の増発便として充当されることはありませんでした。
しかし2024年1月28日、勝田で開催される勝田全国マラソン向けの臨時増発においてE653系が初めて「ときわ号」として運転することとなりました。
首都圏に再び戻ってから、初めて常磐線特急の増発便に充当されたのがこの「ときわ35号」です。
てっきり専用の行き先LEDが用意されているものだと思っていましたが、当日は「臨時」の表示で運転。常磐線特急の増発便に充当することは、考えていなかったように見受けられました。実際、この日以降現在まで(2024年10月まで)E653系が「ひたち号」「ときわ号」に充当されたことはありません。
ひょっとしたらこの日が最初で最後・・・なんてこともあるのかもしれません。
余談ですがE653系はE657系等についている座席未指定券のランプが無いため、中央本線で増発運用に就くE257系と同様の運用がとられていました。(座席未指定券を持っている方は空席に座り、正規の特急券を持っている方が来たら席を譲る)
以上、田谷侑は語りたい⑭ 元フレッシュひたちE653系 ときわ号に充当 の動画解説記事でした。
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