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ダロワイヨのケーキざんまいは魅惑的かつ暴力的

ダロワイヨ食べ放題がメインの一日、そのスタート

ダロワイヨ自由が丘本店のケーキ食べ放題に行ってきたわよ!旅の友、さきこが予約を取ってくれた。いつもありがとう。

さて、この日について語ると自分でも信じられないのだが…

まず朝ごはんをポタメルトでいただいた。こちらはチーズメルトサンド専門店。ビジュアル満点、味も最高、私は控えめにベジタブルメルトを注文。なぜなら、この日の旅程が相当にキツいものであることを予感していたからだ。

私の親友は食欲大臣

さきこと遊ぶ一日は、体力がゼロになるほど毎回遊び尽くす。例えていうならば、彼女と遊ぶことでMP(FFでいうマジックポイント)は全回復するのだが、HP(ヒットポイント)は0、つまり戦闘不能になるくらい歩き倒し、食い倒れるのである。一日に4万歩以上歩く。行脚である。当然足は死ぬ。

そして、これまでの旅行記で散々述べたことであるが、さきこは……食欲大臣である!大臣はすごい。一日に8回くらい食事をする。一度に食べる量もなかなかだか、回数がすごい。何回店に入ったのか、と後で頭を抱えたくなるが、そしてそんなに食べられるわけなかろうと思う人もいるかもしれないが、我々は4〜5万歩歩いているのである。消費カロリーとどっこいどっこい、たぶん。
その間、おしゃべりが尽きないことは言うまでもない。

メルトサンドの後は、歩いてチリムーロへ。いつ行っても行列の焼き菓子屋さん。キウイリキュールのレアチーズケーキが食べたかったけど(イートインはないのでそこらへんの公園でかじりつく)ダロワイヨを考えて我慢。

七一飯店でルーローハン!ルーローハン!!そして自家製コーラ。コーラが美味しくてしびれた。

さきこの、たい焼きとおしるこへの情熱の炎が消えることはない。数時間後にダロワイヨがあったとしても食べるのである。それが彼女の流儀。私もおしるこ(小)をいただいた。

ダロワイヨ前に腹ごしらえをする。それは必要なこと

スリーコインズで買った帽子を早速かぶる私。タリーズでダロワイヨ前の最後の腹ごしらえ。

そしてついにダロワイヨに到着。

夕方の時間だったので、残念ながらカスタード系は終了していた。代わりにマカロンが食べ放題になっていた。あまおうとチョコレートとマカロンが爆発的に美味しかった。あまおうの王者たる甘みと濃厚チョコレートのmariage。

他のも全部美味しかった。しかし…こんなに可愛らしいサイズなのに…どんどん腹が苦しくなってくる。嘘?これしか食べてないのに?謎である。帰りにマカロン2個をお土産にもらった。キャラメルとあまおうチョコレートを選んだ。美味しすぎる。

まだまだ夜は長い。我々は次の目的地(飲食店)を探し始める。
私はクスクス料理が好きで、さきこと以前行ったことのある店が候補に上がったが、この腹にクスクスを入れたら後悔しそうで今回は諦めた。

クスクスは、小池田マヤ先生の漫画「家政婦さんシリーズ」で、主人公の敏腕S級家政婦の里さんが手こずった料理である。スペクタクル級の里さんが最後まで完璧には作れなかった料理ということで、どれだけ難しくどれだけ美味しい料理なのかずっと気になっており、昨年ついにデビューした。その店もすごくよかったので、次行ったらまたレビューを書いてみよう。

軽くうどんでも食べようぜ

さて、さっぱりとうどんを食べよう!と決めた私たちは、恵比寿の「うどん山長」へと歩き始めた。小麦粉に小麦粉を重ねるスタイル。いいのだ、歩いては食べ、喋り、歩いては食べる一日が最高に幸せなのだから。例え翌日の胃腸と足腰を犠牲にしたとしても……。

山長は混んでいた。若いカップルも多かったけど年長のご夫婦も多かった。マッチングアプリで初めて会ったんか?というテンションでお喋りをしているカップルが近くにいて大変だなあ……と思った。
うどんはあったかくて、だし巻き卵がたまらん柔らかさでケーキで爆発寸前の腹に染みた。

食べ終わったら動けなくなって近くの公園でしばらく座っていた。やっとの思いで体を引きずりながら歩き始める我ら。

この日はさきこの誕生日祝いを兼ねており、私のヘタクソプレゼンテーションに付き合わせてしまったが、無事プレゼントも渡すことができた。はなまるの一日であった。

内臓の疲れってヤバい

しかし翌日、超特大級の「疲れ」を感じた。身体がおかしい。内臓の疲れがヤバい。何が悪かったのかな?そんなに食べてないはずなのに、心当たりがまるでない。
でも楽しかったからいいのである。きっと同じ過ちを繰り返すだろうが、こういう一日は「他でもない私が好き勝手人生を楽しんでいる」と実感できて大好きなのだ。

こんなに気の合う親友と暴食の限りを尽くし、声が枯れるまで一日中喋っていられるなんて、私はめちゃくちゃ幸せ者なのだ。わははっ。

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