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初めてのサリー|インド旅行記#08

初めての着たサリーは、ティルパティ寺院に行く前日に、ティルパティーでサリー屋さんで買った3枚のうちの1枚。パステル色のオレンジとピンク色のシルクのサリーです。


サリー屋さん、睡眠不足で買いに行く

ティルパティ寺院の入場券を手に入れること、そして、サリーを買うこと、それがインドに到着してから、まずしなくてはいけないことでした。
(サリー屋さんに買いに行った時の詳細は、下記の投稿をご覧ください)

私だけではなく、インドに行き、滞在中にサリーを着る必要がある場合、サリー屋さんにまず行くことが多いようです。いきなり行って、いきなり買って、そして、すぐに着る。これは、インド初心者にとって、実際にやってみると、かなりの冒険。インドに行く前日は、準備などで徹夜状態で、飛行機に乗り、インドに着いたのは、夜の11時。そこから、ティルパティまで、車で3時間くらい乗り、ホテルに着いたのが、夜中の2時半過ぎ。そして、次の日の朝、4:20集合だったので、寝てしまったら起きれないと思い、徹夜。ものすごい睡眠不足状態=ハイ状態で、サリー屋さんに行き、3枚もサリーを買い、半日後には、サリーを着付けしてもらったという高速な流れでした。

初めての着付け

ティルパティ寺院に行く日の朝。初めて着付けをしていただきました。着方をざっと教えてもらいながら、パタパタっとプリーツをあっという間に作る、ツアー主催者スタッフのRさん。15分もしないうちに、着付けが終わりました。嬉しい!楽しい!風をパタパタっと、まとうみたいな感じ。動くたびに布が揺れる。他のドレスなどを着るのと違う、緊張感。たった、一枚の布なのに、その布を一番美しく見せることができるのがサリーなのかも。着方も違えることができるし、同じ着方であったとしても、毎日微妙に違う。まさに、毎日が新鮮、新しいと思いました。それと何より、洋服を着る時よりも、色の冒険ができる。鮮やかな色を着ても全くOK!私は、布が好き、色が好きなのですが、東京に住んでいるので、普段、なかなか、鮮やかな服の色を着ることができません。でも、ここでならできる!ということで、睡眠不足ハイ+サリーハイで、テンションMaxになり、決めた!毎日サリーを着る!と宣言することになりました。

日本人がサリーを着るということ

全く、外国人がいない日本の田舎で、着物を着た外国人が歩いているだったと思います。おそらく、インドの田舎の村人たちは、今まで日本人を見たことがないのかも。そもそも、私たちがいるだけで、どこからきたの?と聞かれたり、写真を撮ってと言われたりすることがあります。そこで、ましてやサリーを着ていると、おそらく、インドの方々の頭の中は、不思議だな〜という気持ちでいっぱいだったのではないかと。

ですが、真面目な気持ちで着てます、インドの文化に対して尊敬の念を持って、きてますという気持ちを持っていると、不思議と伝わったのかな?馬鹿にされたりすることは一度もありせんでした。もしかしたら、インドの方々の寛大さ、優しさがそうさせたのかもしれません。

サリーを着て1日過ごす

初めて着たサリーを着て、丸一日過ごしました。一番、気をつけないといけなかったのが、サリーは床ギリギリまでの長さに合わせるので、裾を踏んだりしないよう、気にしながら歩くことでした。着物も長さをギリギリに合わせますが、サリーの場合、布が薄いのと着物ほどウエスト部分を固定できないので、ずるずると下がってきます。それを下がらないように、キュキュットウエスト部分を右にずらしてみたりしながら、調整をして過ごしたり、裾を上げて階段を登ったりする必要がありました。

2番目に気をつけないといけないのは、トイレに行く時に、床につかないように気をつけることです。もっと大変かなと思いましたが、着物を着たことがある日本人にとっては、経験のある行動なので、すぐに慣れることができ、最後の日には、パパッと準備をして短時間でトイレを済ますことができるようになりました。

(トイレに関することは、下記の投稿で詳細を書いてますので、ご覧ください)

サリー毎日着る宣言

サリーを着るには、着付けをしていただかないといけません。他のツアー参加者の方は、毎日はサリーは着なかったので、毎日着たい!というのは、わがままな行動でもありました。ツアー主催者スタッフのRさんも、その分、早起きしていただく必要があります。やはり、毎日、ご迷惑をかけるわけにもいかないので、2日目からは、自分で頑張って着てみて、後で修正していただくスタイルをとることにしました。

するとどんなことが起こったか?それは、また別の機会に書こうと思います。


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