インド旅行、行く前から始まっている｜インド旅行記 #01

こんにちは。サリーびとです。
インドに行くことになったきっかけはというと、それは色々あります。
私は、布が大好き、糸が好き、色が好き。そして、実際に布を仕事にしたことがあるので、繊維大国のインドに行けば、何らかの形でハマりそうで、今まで心の準備ができてない気がして、行けませんでした。私の知り合いで、インドの布を使ってブランドを展開している子がいて、いつもいつも、心底、羨ましかったです。そこでなぜだか、インドに行っても仕事につながらないのなら、闇雲に行き始めるべきではないという、なんというか、訳のわからない、縛りを今まで自分に課してきました。

体調を崩して、思いがけず、アーユルヴェーダを勉強し始め、ずっと勉強したいなと思った時、一度はインドに行ってみたらどうかと思ったのです。と言っても、布を理由に行く、生産地を回るとかなどですと、私には刺激が強すぎる、しかし、目的もなく、観光で行く旅行は今までしたことがなく、苦手なので、目的を持って行くということで、巡礼、寺院めぐりのツアーに参加することにしました。

行こうかなと思ってはみたものの、最終的な旅行代金が、年末ということもあり、予想よりも高かったこともあり、高いなら行かないとか、駄々をこねたりもしました。出発の２週間前から、なんとなく、胸が痛くなったような気がして、でも熱は出てないし、なんでもないらしい。このまま風邪をひくといけなくなるから気をつけなくてはと必死になって体調管理をしたり。でも、風邪ひいたら行かなくて済むよね、、、。と、行きたいんだか、行きたくないのか、わからない感じで、心が揺れ動いてました。

本当は、周りの友達や家族に相談したかった。行ったほうがいいかな？行かないほうがいいかな？と。でも、相談すれば、インドなんてやめなよ、下痢して帰ってくるだけで面白いことないよ、と言われ、反対されるのがわかっていたので、むしろ、一切相談しませんでした。相談しなかったということは、行きたかったということなのでしょうけども、なんだか、決心つかず、ずるずる過ごしていたらあっという間に、１週間前に。流石にもうキャンセルできないし、行くしかないねということで、決心をしていくことにしたのです。

インドに行くには、本当に周りを振り切っていくしかありません。誰になんと言われようと、下痢してでも行きます私！くらいの勢いがないと、反対されて終わってしまいます。なぜ、あんなにも嫌われてしまうのか分かりませんが、なんだか、怪しい国、いくと怖いところ、下痢してしまう、体調不良になると悪名高い場所なのでしょう。

でも、実際に行ってみて、なぜ、あんなにも、自分は行かない理由を並べ立てていたのだろう、つべこべ言わずに、もっと早くに来たらよかったのにと思いました。インドは呼ばれた人しか行けないところと、ドラマチックに表現する人がいます。いやいや、誰でも行っていいと思う。思い立ったら。そして、インドに対する悪評を信じる人は、行く必要ない。私は、インドに行きにくくしているのは、インドの神様で、自分達にとって意味のない人には来てほしくないから、ある種のフィルターをかけて、わざと悪評を放っておいているのだと感じました。だって、あんな素晴らしいところが世界にあるってバレてしまうと、地元民だけでも大変なのに、観光客が押し寄せてしまったら、自分達の生活やこのペースやルールを守る続けることができなくなってしまうから。そして、生活の質、本物を守って行くってことができなくなっちゃうから。

今日はこの辺で、終わりにします。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
また、次の投稿まで。皆様お元気でお過ごしください。