ハンガーだけが残され「離婚してくれ」としか言わない夫と私の裁判について
夫の家宅侵入が続いており、昨日、とうとうスニーカー類まで無くなった。
夫の家宅侵入については過去記事参照👇
家宅侵入を繰り返しては、夫によって選り好みされ残されていた衣類が残されていたが。とうとう、私が選んで購入したワイシャツ数枚とネクタイ(私が選んだ、ってところがミソね)そして、見事に揃えられたハンガーだけが残された。
なんだろう。
夫が、自分の荷物を持って出ただけのこと。
別居しているんだもの、必要なものを持ち出すのは当たり前のこと。
だけど、すごく、気分が悪い。なんでだろう。
そもそも、別居するって、離婚するって決めたのなら、さっさと持ち出せばよかったこと。
それを、これだけ時間が経ってから(別居180日超)
私が留守の間に、まるで「間違いを探せ」的な感じで静かにものが運び出されていく感じ。
正直、すごい気分が悪い。鍵を替えたいくらい。
どうせなら、ハンガーまで持っていって欲しい。こんなにハンガーだけ残されても使わないんだけど。捨てるの困るんだけど。
10月はまともにnoteの更新ができなかった。
決して心が平穏だったわけではない。
むしろ、心はぐちゃぐちゃ。
ぶっちゃけ、10月はどうやって毎日を送ったのか、記憶がないほど、息をするのに必死だった。
私は現在、2件の裁判を抱えている身。
前職でのセクハラ裁判、そしてそこから派生した雇用問題に関する裁判。(これは以前より別アカウントを作成し、note記事にまとめつつあるので、公言できる段階が来た暁には公表するべく準備中)
9月末と10月上旬に雇用問題の裁判の証人尋問があり、法廷に原告として出廷するという経験をした。そして10月中旬には、3年間闘っていたもう一つのセクハラ裁判の判決が出て、そこから14日間、控訴をするのかどうかの思案の日々が続いていた。
セクハラ裁判のほうでは、簡単に言うと1勝1敗。
セクハラに関する本質の部分では勝訴できたが、セクハラを取り巻く環境問題に関しては私の主張が認められなかった。
ハラスメントって、当事者しかわからないんだけど、
「ハラスメントを受けました、助けてください」
って言えるのなら、大きな問題に発展しないと思う。
残念ながら、そんな世の中は存在しない。(身をもって経験済み)
助けてくださいってなかなか言い出せない環境がそこにある。
そこがまさしく問題なんだと思う。
たくさんの人から、何度も言われ続けたセリフ。
だけどね、ハラスメントになる環境下ではそれが成り立たない理論であるってことはぜひご理解いただきたい。
拒否できる相手ならばそもそも、それは、最初からハラスメントにはならない。
そのいちばん大切な本質の部分が、今回の裁判では残念ながら司法には理解を得られず、議論を充分に煮詰められなかった感じが否めなかった。
勝ち負けだけで言うならば、今回の裁判は勝っていた。控訴せずに終わってもよかった話かもしれない。
しかし、裁判を起こすまでにも死ぬほど悩んだ日々があり、ハラスメント被害について声をあげるまでにも、まさに自死が頭をよぎるほど悩んだ日々があったわけで、中途半端な勝訴で裁判を終わらせて良いのか、控訴するかどうかについても、本当に悩みに悩んだ。
「控訴期限は14日間」という制限があるから余計に焦燥感にかられ、この人生を賭けるほどの選択に悩みに悩み、何を思ったか私は夫に連絡を取った。
判決が出たことは判決が出た時点で夫に伝えていた。
もちろん、電話なんてできないから、LINEで伝えた。
案の定、既読スルーだったけど。
そして、既読スルー覚悟で控訴について相談に乗って欲しいと連絡すると・・・
まさかの返信があった。
ああ・・・
私はどこまでバカなんだろう。
そうそうないであろう人生のドン底。(底無しかって思えるほどドン底)
死ぬほど悩み、大きな決断をしないといけない時に、悔しいけど夫のことが心に浮かび、連絡をし、そして結果的に夫からこうも打ちのめされるという最悪の展開。
貴方が私と離婚したいのは知ってるよ。
だけどこの裁判、そもそも「裁判するしかない」って私をけしかけたのは間違いなく、夫よ、貴方ではないのか。
きっと、女房に手を出され悔しかったんだろうよ。
妻である私は貴方の所有物。
そこに手を出してきたハラスメント野郎のことは許せなかったんだろうよ。
私が体験した心の傷とか、言葉に言い表せないほどの嫌悪感や羞恥心、心的外傷、トラウマ、そういう私の心に寄り添う気持ちではなく、ただただ「夫」という自尊心を傷つけられた、プライドを傷つけられたっていう利己的な意思から提訴を選んだのだろう。
だとしたら、そうか。
貴方が私に対して気持ちが無くなった以上、もう、私の裁判なんてどうでも良いんだね。
なぜ夫に連絡したんだろう。本当に私はアホだ、バカだ。
娘にこの一件を伝えた。(娘に伝える必要はなかったのだけど、もはや、私がボロボロなので何かあったのではないかと娘にはバレバレ)
ああ、どれだけ娘に救われ続けるのか。娘よ、ありがとう。
そして夫よ。クソっぷりはもう十分です。もうお腹いっぱい。
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