はじめの一歩 弁護士に依頼するの巻
離婚に向けて動き出す。
別居して13ヶ月。
ようやく私は重たすぎる腰を上げ、一歩を踏み出した。
私はこれまで、夫に対して、何度となく歩み寄りをはかってきた。
手紙も出した。
まずはきちんとした話し合いをしてほしいとお願いした。
なぜ離婚したいという気持ちになったのか?
私の気持ちは置いていかれたままなのか?
2人の将来に関すること、娘の将来にも関すること。
しっかりと話し合いがなされてもいいのではないか?
そんなに難しいことはお願いしていないはずである…
しかし、残念ながら、それらはことごとく無視された。
夫は、私の申し出を無視して
私の気持ちを取り合わないまま
この13ヶ月で言われた文言たち。
書き並べると、アスペ全開ですわね。
脈略も何もない。
ごめんなさいって、何がごめんなさいなの?
『ごめんなさい』は、本当に「申し訳ない」という謝罪と反省の気持ちがないのであれば、言葉にしても無意味だし、むしろ不快にすら感じさせる言葉だと思う。
まぁいい。もう、貴方が腹を括ったのであれば仕方がない。
婚姻関係に限らず、人間関係が終わる時というのは
相手のことを嫌いだとか憎いとかではなく、
ああ、この人にはもう何を言ってもダメなんだ
って諦めがついた時なんだと勉強した(遅すぎる学び)。
そして、ここに来て新たな心境に辿り着いた私。
離婚するにあたって決めなければいけない色々なこと
例えば、家だの車だのの財産分与とか
成人しているとはいえ、娘についてのこととか…
婚姻中ですらまともに会話できなかった夫と
これからたくさんの決め事をしていかなければならないわけであって…
お互いに愛し愛され、信じ、支え合ってきた時にすら(そんな時あったのか甚だ疑問であるが)成り立たなかった夫婦の会話を、
これだけ関係がこじれた中で交渉を持たなければならないなんて…
ストレスである。もはやストレス以外の何物でもない。
そう、だから決意した。
交渉のプロである弁護士さんに頼ってしまおう!
着手金23万円なり。
もちろん安くはない。容易く支払えたわけでもない。
だが、これにて、夫と金輪際、何も関わらなくて良いと思うと、
とても気が楽になったのである。
※ちなみに依頼した弁護士さんは以前から、私のnoteに何度か登場している方。
(👇過去記事参照)
夫から、慰謝料や財産分与をいかほど取れるのかはわからない。
全く想像もつかない。
情けないことに、私は夫に、個人的な資産がどれほどあるのか知らない。
私たちは、お互いにお互いの月収すら把握していなかった(財布も別)。
夫は会社を経営しており、近々、実家兼会社の事務所となっている建物を建て替えるらしい(ある情報筋から得た確かな情報)。
会社を建て替えるとなると、それなりに資金も必要でしょう?
それなりの資産があるにしても、当然、銀行からもそれなりの融資が引けるってことでしょう?
会社と個人は別だとしても、会社の業績アップの裏側には、ないがしろにされ続けてきた社長の家族(妻と娘)の存在があり、それを無視されたままではこの離婚劇は終演を迎えることはできない。
きちんと、誠意ある対応をしてもらいたいところである。
最後の最後くらい、男を見せておくれ。夫よ。
しかし、弁護士と契約を交わしてすでに2週間以上が経過したが…
ま、あとは「なるようになれ!」だな。
私の船は「離婚」に向けて舵を切ったのである。
まだ大海原を迷子状態だけど、きっとそのうち新大陸を発見するであろう。
出港した港を振り返ることはない。
思い出すことはあっても、振り返りはしない。
新大陸での新しい生活に向け、新鮮なワクワクやドキドキを娘と一緒に楽しんでいきたい。
とりあえず、新居探しなど、ぼちぼち引っ越しに向けて準備を開始しようかと思う今日この頃なのでした。