地域密着型金融を通じた地方創生・ SDGsへの 取組みについて
事例104:次世代経営者育成セミナーの開催
長野銀行(長野県)
①背景・経緯等
取引先は、厳しい情勢の中、営業戦略、事業承継など経営者の抱える課題が山積しており、金融機関には、取引先の資金需要を満たすだけでなく、経営課題の解決を行うパートナーとなることが求められている。特に、次世代を担う若い経営者には、経験やスキルの不足等から、そのニーズが高くなっていることから、2011年から毎年セミナーを開催している。
②取組の内容
毎年6月から9月まで4回のカリキュラムに従い実施しており、参加人数は、異業種交流型で構成する毎回20名程度が受講し、参加者は延べ174名となっている。
2017年からは、松本市および松本商工会議所の後援を得ており、当行の取引先に限定せず参加者を募っている。
③成果(効果等)
参加者自らの見識・経験、異業種情報を交換・吸収しあう中で、次世代若手経営者としての自己能力を高めあう絶好の機会であること、また、自社を取り巻く経営環境に対し幅広い視野を育んでおり、業種・業界の垣根を越えた人的交流も図れることから好評を得ている。
次回のnoteでは、福邦銀行(福井県)の取組みを紹介します。
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