皿 割子

35歳までに本を出すのが夢のライター/イラストレーター 大好きなファッションのこと👗 …

皿 割子

35歳までに本を出すのが夢のライター/イラストレーター 大好きなファッションのこと👗 そして人生についてもりもりかきます! 毎週月曜日21時エッセイ「ファッション×パッション」を連載しています。

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皿 割子がおしゃれになるために「ああだこうだ」言いながらし試行錯誤する中で得た気付きを共有していく「喫茶『アーダ・コーデ』」。 ネット見つけた可愛い服をコーディネートアイディアと合わせて紹介したり、私の購入品などを「こんな風に着たい!」とワクワクしながら報告したりします。 ファッションに関することでなくてもOKなお悩み相談室も開催。 メンバーシップ限定なので、喫茶店でおしゃべりしているみたいにお気軽に相談してくださいね。 単発で公開している有料記事すべて読み放題なので、メンバーシップに入っていただくのがお得です!

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外野は消える タビブーツは残る

不穏なタイトルで自分でもびっくり! 先日、こんなマシュマロを頂きました。 タビブーツについての漫画はこちら まずはいつも見て下さって本当にありがとうございます! とっても嬉しいです…! 「お高いアイテム、身の丈に合っているか悩む問題」 お気持ち、すごくわかります。私もタビブーツを購入する際は身の丈に合っていないのではと滝汗をかきました。 先日、某ブランドのSNSで 「可愛い服なのに、値段が可愛くありません。買いたいのに、学生には買えません」 という学生さんか

    • タイムマシーンがあったら

      転職して2週間が経った。 前職では企画をしたり取材をしたり文章を書いたり、いろいろなことをしていたが、雑誌を作っていたこともあり私の肩書は「エディター」だった。 やりがいのある仕事だったし、憧れの仕事でもあったし、もっと極めたいと思う仕事だったけれど、今思えば「向いている」とは言い切れなかった。 編集者には全体を通してクリエイティブの完成度を見極められる俯瞰した目線と、細かい部分まで気づくことができる繊細さ、関わるクリエイターへのリスペクトを持ち、配慮できる人間力が求めら

      • 濃度75%のブラウンレンズ

        美容室の帰り、ある店が気になり立ち止まる。 これまで何度も通った道なのに、なぜその日だけ目に止まったのかというと、ショーウィンドウを覆い尽くすように派手なチラシが貼られていたからだ。 黄色に赤字で「店じまい売り尽くしセール!!」と書かれたチラシに、吸い込まれるようにして店に入った。 店内には誰もいない。 狭い店内の両脇にずらりとメガネが並ぶ。 民家の一階を店舗にしているのか、ドタドタと階段を駆け降りる音がした。 「ああ、ごめんごめん。今日お休みしてて。全部表示価格から半額

        • 『持ってる』

          『持ってるね』と言われることが多々ある。 それは大概何かを『やらかした』際に用いられるため、これまで「持ってるね」と言われた回数イコール、私の人生の恥の多さだと思っていた。 前の会社の上司のHさんと商談に行った帰りのこと。 その日はとても暑い日で、「なんかこう、つるっと冷たい蕎麦とか食いたいわ」と言うHさん。 希望を叶えるべくすぐさまGoogle Mapで近くのお蕎麦屋さんを調べ、「良さげなところ、ありました!」と意気揚々と店まで案内する。 気づけば2駅ほど歩かせてしまって

        • 固定された記事

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        メンバー特典記事

          8月のアーダ・コーデ日誌

          20日間ほど人生の夏休みをいただいた8月。 あっという間だった〜!あと1ヵ月あったらなあ…! お休みの前半はとにかく体を休めることに専念し、中盤は長めの実家帰省、後半はとにかく執筆の毎日でした。 後半になってようやく自分を取り戻してきた感がある。 大好きなファッションのことを考えたり、それについて書いたり、自分らしいなあと思える時間を過ごすことができて幸せです。 実は月末にこの日誌を書くのが大好きで、毎月のお楽しみにしてるんだ〜! 1ヵ月を振り返る大切な時間だし、メンバー

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          ファッション好きが夏と戦った結果【備忘録編】

          夏が…終わろうとしているね…。 夏コーデの記事を書いてから約1ヶ月。 遅くなってしまいましたが自分なりに夏と向き合って結論を出したので、来年の夏のための備忘録としてお読みいただけると嬉しいです! 6コーディネート掲載、そして在庫があるアイテムはリンクを貼りました! 酷暑に袖は必要ない20代前半はカリッカリに痩せていた私。 デコルテなどに変化はないのに、しっかり二の腕はぷにぷにのタプタプに。 なんなんですか?なんでここだけなんですか? カリッカリの若い頃ですら二の腕なんて

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          『何竹女』がつけていそうな香水を探す旅【和香水編】

          以前の『アーダ・コーデ』では、自分がこれからなりたい自分像について言語化しました。 その中で、私は『何かしらやってのけそうな竹みたいにしなやかな女』(以降:何竹女)になりたい!という自分なりのコンセプトが決定。 現在進行形で何竹女らしいスタイリングは模索中なのですが、並行して何竹女がつけていそうな香水を探す旅に出てきました! ムスクやお香系が好きなのに似合わない問題妄想段階ですが、何竹女がつけていそうな香りは ・ムスクやお香系ではない ・甘すぎず、重すぎず、スッキリし

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          【なんでもお悩み相談室】「カジュアルが苦手になりつつある中でスモーカモを着こなしたい」

          メンバーシップ限定の『なんでもお悩み相談室』。 専用の質問箱をはじめ、メンバーシップの方ならX(Twitter)やInstagramのDMでも募集中です! 今回はX(Twitter)のDMでこのようなご相談をいただきました。

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          7月のアーダ・コーデ日誌

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          32歳「なりたい私」について本気出して考えてみた【言語化編】

          SNSを以前から見てくださっている方はご存知かと思いますが、私は毎シーズン、アパレルブランドのコレクションのようにテーマを決めてファッションを楽しんでいます。 というのも私にとって「どんな格好をするか」は「どんな自分になりたいか」だから。 「なりたい自分像」が毎シーズン変わるってブレてるんじゃないの!?と思うかもしれませんが、どちらかというと「より明確になっている」という感じ。 例えばある時期は「メンズライクなスタイルが好き!」と思っていたけれど、よくよく考えると自分の

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        記事

          8月のアーダ・コーデ日誌

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          ばあちゃんとピンクのシャツ

          私の実家から歩いて3分のところに母方の祖母が住んでいる。 実家に帰省すると必ず会いに行くのだが、私が目の前に現れると奇跡でも起きたみたいなオーバーリアクションで喜んでくれる祖母。 今回も「いやっ!モデルさんみたい!…モデルさんか?」と褒めちぎり、母に「この子、あんたが産んだんか?!本当に?嘘みたい!!」と謎の確認をしながら私を強く抱きしめた。 最近また太って丸みの出てきた私に1ミリでも『職業:モデル』の可能性を感じたのだとしたら、孫は目に入れても痛くないという通説は本当なのか

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          友達のおばあちゃんの服をもらった

          高校時代を共に過ごした「とも」という友人がいる。 ともは私が皿割子として書く記事をいち早く読み、時々感想をくれ、周囲の人たちにも広めてくれるくらい、この活動を応援してくれている。 ある日、ともから「おばあちゃんの服が大量にあって、きっと似合うから一度見にこない?」と連絡がきた。 添えられていたのはストライプ柄のジャケットとスカートのセットアップの写真。 それだけで、とものおばあちゃんがオシャレな人だということがわかる。 どうやらおばあちゃんの服はハイカラなデザインのものが多

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          私のために作られた服などない

          サテンのスカートを買った。 マーメイドシルエットで、ヴィンテージのような光沢のあるグリーンが可愛い。 オンラインでスカートを購入する際、丈は90センチ以上と決めている。 95センチがベストだが、90センチでもギリギリ許容範囲だ。 だからサイズ選びは間違っていなかった。 間違っていなかったのだけれど、マーメイドシルエットは中間がくびれたシルエットなので歩いているとどんどん上にずり上がってきてしまう。 私は下半身の肉付きが豊か過ぎるのがコンプレックスで、脚は一切出さない。 それな

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          トルソーと私

          夏になると美術室を思い出す。 いつもの教室とは違う、汚れた机、銀色の手洗い場。 中学生になったら絶対に軽音学部に入ってバンドを組むんだ!と意気込んでいた小学生の私の想いは、「軽音学部など存在しない」という事実に虚しく打ち砕かれた。 せめてクリエイティブな部活に入りたいと、美術部に入部し、私は部長になった。 美術部は圧倒的に楽な部活だった。 運動部のように走り込みもなければ、吹奏楽部のように大会もない。 美術部は「どの部活にも入りたくない」という人の逃げ場のような位置付けにな

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          7月のアーダ・コーデ日誌

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          ベスがきた

          「名前をつけてみたら!」 小学生の時から、夜になると胸がザワザワして、呼吸が浅く苦しくなることがあった。 なんだか黒いモヤが脚のつま先から体を侵食して、胸辺りまで迫って溺れているような感覚。 今思うとメンタルクリニックに行くべき症状だったのだが、当時はそういう知識がなく、ありのままを母に伝えたところ、返ってきたのが冒頭のセリフだった。 得体の知れないものへの恐怖を、名前をつけることで克服せよ、というのが母の作戦らしかった。 とは言っても、形のないものに名前をつけるのは難し

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          32歳「なりたい私」について本気出して考えてみた【言語化編】

          SNSを以前から見てくださっている方はご存知かと思いますが、私は毎シーズン、アパレルブランドのコレクションのようにテーマを決めてファッションを楽しんでいます。 というのも私にとって「どんな格好をするか」は「どんな自分になりたいか」だから。 「なりたい自分像」が毎シーズン変わるってブレてるんじゃないの!?と思うかもしれませんが、どちらかというと「より明確になっている」という感じ。 例えばある時期は「メンズライクなスタイルが好き!」と思っていたけれど、よくよく考えると自分の

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          ファッション好きが夏とどうやって戦うか【反省と対策編】

          夏が来た!皆様いかがお過ごしですか? 実は私、雪国出身冬生まれということもあってか、夏が大の苦手。 夏の開放的なお祭りムードは大好きなのに、暑さに耐えられず…。 昨年の夏は少し外出しただけで急激な眠気に襲われ、帰宅後は冷えピタ+アイスノンで爆睡する…を繰り返し、どうやら軽い熱中症になっていたことを知り震えました。 そして来年こそは!!!!夏を快適に乗り切ってやる!!と心に誓ったのです…。 さあ、そして今年。夏が来ましたよ。 私は6月時点で一度軽い熱中症になりました。どうい

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