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”読書しただけ”は勿体無い!簡単にアウトプットする方法
みなさん、こんにちは。サラ得です。
日々の忙しさの中で「せっかく読んだ本の内容をすぐに忘れてしまう…」と悩んだことはありませんか? 実は、それは“アウトプット不足”が原因かもしれません。
せっかく時間をかけて読んだのに忘れてしまってはその時間が無駄になってしまいます。
そんなあなたに、今回ご紹介するのは、精神科医・樺沢紫苑さんのベストセラー『アウトプット大全』。 「なぜアウトプットが重要なのか?」という基本的な考え方から、具体的なアウトプット方法までを解説し、すぐに実践できる知識としてお届けします!
なぜアウトプットが必要なのか?
例えば、月に10冊本を読む人と、月に3冊しか読まないがそのすべてをアウトプットする人。 どちらが知識を定着できるでしょうか?
答えは、間違いなく「3冊をアウトプットする人」です。
その理由を以下に示していきます。
アウトプットしないと記憶は消えていく
人間の脳は、新しく得た情報を“海馬”という場所に仮保存します。 しかし、これは一時的なもので、2週間から4週間のうちに使われなければ消えてしまいます。
一方で、得た情報を繰り返し使うことで、脳は「これは重要な情報だ」と判断し、“側頭葉”に長期記憶として保存されます。
つまり、学んだことを定着させるには「意識的にアウトプットすること」が必須なのです。
どれくらいアウトプットすれば良いのか?
研究によると、情報をインプットした後に「2週間以内に3回以上アウトプット」すると、長期記憶として定着しやすくなると言われています。
さらに、コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士の研究では、「インプット3:アウトプット7」の割合が最も効果的であることが判明しました。
「本を読むだけで満足しがち」「勉強したのにすぐ忘れてしまう」という人は、インプットよりアウトプットの割合を増やすことを意識しましょう。
効果的なアウトプット方法2選
1. 「話す」ことで知識を深める
最も手軽にできるアウトプット方法が「話す」ことです。
例えば、昨日読んだ本の内容を友人や同僚に「この本にはこんなことが書かれていたよ」と話してみましょう。
ポイントは、「自分の意見を加える」こと。
たとえば、
「この本には◯◯と書かれていたけど、実際に自分もやってみたらこんな結果だったよ」
といった形で、自分の経験や考えを交えると、より深く記憶に刻まれます。
2. 「書く」ことで脳を活性化する
もう一つの強力なアウトプット方法が「書く」こと。
ブログに書いて全世界に公開!など大変なことをしなくても大丈夫。
自分のノートにまとめたり、SNSで感想を投稿したりするだけでも効果的です。
これは、脳の「脳幹網様体賦活系」という部分が刺激され、情報の取捨選択が活発になるためです。
特に、ただ書くだけでなく、
重要だと思う点を要約する
具体例を交えて書く
自分の意見を交える
といった工夫をすることで、記憶への定着率が格段にアップします!
私の実践方法
寂しい気がしますが、効果的なのが一人で本の感想を呟く独り言振り返り法です。
本書では誰かに話すことをおすすめされていましたが、相手がいなかったりする時もありますよね、、、(涙)
それに比べて独り言振り返り法であれば、相手がいなくてもどんな時でも、短い時間でもできるのでおすすめです。
あとは、このNoteでの発信も整理されると実感しています。
ただ、みなさんはお忙しい人も多くなかなかできないという方も多いと思うので、まずは独り言振り返り法をお勧めします!
まとめ
アウトプットしないと記憶は定着しない
2週間以内に3回以上アウトプットすると長期記憶になる。
インプット3:アウトプット7の割合が最も効果的。
おすすめのアウトプット方法
話す:友人や同僚に伝えることで知識を深める。
書く:ノートやSNSにまとめると記憶が定着する。
私自身も、アウトプットの習慣を取り入れてから「読んだ本の内容を忘れにくくなった」と実感しています。
「学んでもすぐに忘れる…」と悩んでいる方は、ぜひ本書を参考に今日からアウトプットを意識してみてください!