今この時だからこそ、多様性と向き合いたい
こんにちは。さらです。
世界人口が約76億人
そのうち日本の人口は1億2000万人
それは多くの人間が居て、
その誰かと出会い、同じ時を過ごす確率はどれだけのものなのか。
私はよく考えます。
なぜ私はこの人と出会い、ともに悩んでいるのか?ともに笑っているのか?時には互いに怒りをぶつけ、そしてまた同じようにふざけ合っているのか?
今回は『多様性』の大切さについて、私の思いを残したいと思います。
他者を理解しようと思えた日。
人は他人、自分は自分。そう考えるのをいつからかやめて24年の時を経てきました。
きっかけは高校時代。皆同じような想いを抱いて文化祭の企画に打ち込んでいたある日、クラスに衝突が走ったのです。私はその中心人物になってしまって「人は他人」と考えていた自分ではいられなくなってしまいました。
相手の考えが理解できないままに進んでいく時間が堪らなく苦痛だった。高校生ながら、思うことがあったのです。
その後、いわゆる自己理解に奮闘しました。
自分には何が足りてなかったのか。その時、その瞬間、自分が何をしたら全員にとってベストな選択だったのか。事象をベースに沢山悩みました。
そこで気づいたのが『他者理解』『多様性を理解すること』の重要性です。
当時高校生だった私は、それまで過ごしてきた16年間って一体なんだったんだろう、本当に自己中心的に生きてきていたんだな…と我に返る気持ちでした。ただ、その悔しさから逃げてしまうと、一生をこのまま過ごすことになってしまう。そんなみすぼらしい大人にはなりたくない。と自分を奮い立たせ、『他者理解』に努めていくのでした。
他人と自分、それぞれの生き方を認めること
出会う人々の考え方や意見に耳を傾けていくと、あることに気付きました。それは、人は他人、自分は自分。の考え方が悪ではないということ。
それまで他人を突き放していた私でしたが、他人を相手とし、その本質的な根っこの部分を理解していくことに努めていったのです。
相手はこういう生き方をしてきたからこういう考えになるんだ。たしかに私はこういう生き方をしてきたし、そういう考えには至りにくいよな。じゃあ相手はどういう意図で発言したのだろう?
これを繰り返すことで良くも悪くも、他人との衝突はとても少なくなりました。簡単に言ってしまえば、お子ちゃま思考からオトナ思考に変わったのかもしれません。
ただ、今の私は人材業の仕事に務めており、そこでも社内外問わずに置き換えられるんだなぁと重要性を実感している毎日なのです。
多様性の理解は相手との信頼関係に繋がる
どのような仕事においても相手との信頼関係なしには、業務を円滑に進めていくことは困難であることは皆さん承知でしょう。ただし、その信頼関係の構築がとても難しい。
私は仕事に取り組む上でとにかく気をつけていることが、たったひとつだけあります。
『相手の意見に対して意図を咀嚼して理解すること。』単純ではありますが、これに尽きるかなと思います。
相手の意見をしっかり自分の中の言葉に置き換えて理解していくことで、相手も私という人間がどういう言葉をチョイスするのか理解してもらいやすく、双方に齟齬が生まれにくくなります。それを繰り返すことが相互理解に繋がっていくのです。
もちろん、ビジネスを進める上で自分の意見を持ち、相手に伝えることも大事です。ただし、単に伝えるだけでは、相手の心には届かないですよね。
この相互理解が多様性の理解に繋がる。そうすることで社会は少しでも明るくなるのではないかな?そう考えています。
ピースフルな世の中を。
ちっぽけな私という人間ではありますが、以上が私の『多様性』についての一考えです。ちなみに他の視点からの考えもあるので、また別の機会にそのトピックスはまとめてみたいなと思ってます。笑
これを読んでいただき、少しでも考え方を見直してみようという、そんなきっかけが生まれたらとっても嬉しいですね。
令和という素敵な時代。平和な世界が広がっていくことを祈ってます。
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