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1-AI セミナー生成
ChatGPTを活用し、セミナー構成を作ろう!
1-1から1-6まで読んでいただけましたでしょうか?
研修に対する基本的姿勢や、考え方を書かせて頂きました。
この考えを元に、みなさんご自身のセミナーコンテンツを組み立てる作業をしてみましょう。ChatGPT-4oにも協力してもらい、サクッと、2時間の研修コースを作成してみましょう。
「あなた」の研修コース2時間を作成してみる
これから先、あなたは講師です。それも、テキストを与えられて教えるだけの講師ではありません。
自分のコンテンツをみんなに伝える講師です。たとえば、「良い睡眠」をとるための講師、「アロマセラピー」の精神への良さを伝える講師などですね。
あなたは、どのようなノウハウでセミナーを開くことができますか?または、開く予定がありますか?
そのセミナーのタイムスケジュールを組み立ててみましょう。
まずは、箇条書きでセミナーの具体的内容を考える
私はAIの専門家として活動しております。例題として、私の得意分野のセミナーを行うと「ぼんやり」考えたとしましょう。
みんな、AIのプロンプトの組立とか勉強して上手になってきているけど、どうも「使うタイミング」を間違えているなぁ。AIに何を質問するのか?何を引き出したいのかが、見つかる前にAIを使おうとしている。すべてをAIに考えてもらおうとしているように思う。そうではないんだよなぁ。そこを修正すれば、みんな、もっとAIを使えるようになるハズ。そこを教えたい!そんなセミナー作ろうかな!
ここで、間違いなのがいきなりAIに聞いてしまうコト。何をどう聞けば良いかも分からないのに、あやふやな質問を投げかけても、期待外れの回答が返ってきます。
やはり、いくらAI時代でも、少しは苦労しなければなりません。
ご自身で行いたいセミナーの具体的内容を箇条書きでも、なんでもよいので、脳からアウトプットし文字化しましょう。
先程の、例えばの「ぼんやりの考え」から、ねりに練って「次の具体的内容」までを考えたとします。
(本当はここでもAIを使って考えることができますが、今回は割愛します)
まずは、大目標を考えます。(最後にもう一度考えますので、ここでは思い付きで結構です)タイトルと、受講者に得てほしい内容(セミナーを行う目的)などがあればよいですね。
タイトル
「AIに振り回されていませんか?~成功の瞬間~」
研修の目的
生成AIの使うタイミングが悪く、AIの性能を充分に引き出せていない受講者に、タイミングを伝える
次に受講者像を描きます。私の場合は、広告を打つための文章をここで考えます。広告の文章を考えると、対象とする受講者像が見えてきますし、後で広告を作るときに楽です。
受講者を集める広告
AIの便利さは知っているけれど、使いこなせていない・・・。
じつは、多くの人がAIの使い方そのものではなく、使うタイミングを間違えています。
「思ったように使えない」「狙った結果が得られない」と感じ、最終的にAIを避けるようになってしまっています。
本セミナーでは、たった2時間で「AIを使うべきタイミング」を見極める秘訣をお伝えします。
AIに振り回されるのではなく、AIを「個性を引き出すツール」として活用する感覚、一緒に体験しましょう。
「AIの使い方」だけではなく、「どう使うか、そして、いつ使うか」。
このスキルを学ぶことで、あなたの情報発信や執筆のクオリティを飛躍的に高める第一歩を提供します。
この2時間、人生が変わる瞬間。AIを最強のサポーターに変えてみませんか?
このスキルを知ると、知らなかった世界には、もう、戻れません。
次に、このセミナーで絶対に行いたい事をピックアップします。断片的でもよいです。
研修中に主に行うこと
いきなりアイデアをAIに聞くと、自分の感覚と違う回答が提示される例を実演
自分のアイデアをまとめて、それからAIに聞くと、付随する情報が提示され、自分のアイデアに付加価値が付く実演
自分のアイデアに、AIをツールとして使い磨き上げる流れを提示
このスキルがあれば確実にAIをツールとして使いこなすことができると納得してもらう
このような感じで、「ぼんやり」からご自身のセミナー内容を思い浮かべて具体的に言語化します。
「ぼんやり」から「具体的」の次!AI活用
ここまで、考えたのならAIをツールとして使い、具体的にしていきましょう。
先程の考えと、1-1~1-6までの講師の技のノウハウをを組み合わせた2時間の研修コースを組み立てるプロンプトを作成してしまいます。
プロンプトのサンプルを提示します。
プロンプトの先頭
プロンプトの作り方基礎基本の説明は、ここでは割愛します。
プロンプト書き出し部分は次のようにしました。
あなたは、インタラクティブデザインで研修を設計するプロの講師です。
研修組立の基本理念は次の通りです。
この理念に従って、次の研修コースを2時間で組み立ててください。
出力形式は、時間(分)、セクション名、内容、内容詳細の4項目をナンバリングして出力してください。
「基本理念は次の通りです」と書いているので、基本理念もAIに教えてあげる必要があります。これまでの記事、1-1~1-6までを要約させた文章を与えます。
###研修組立の基本理念
1.研修の基本的な考え方
研修の効果を高めるため、受講者は既に何らかの知識を持っていることを前提に、研修時間を有意義に使うための工夫が重要とされています。例えば、受講者の操作方法を観察し、適切なタイミングで発表や説明を促すことで、受講者同士の学び合いを促進し、研修の効果を高める方法が紹介されています。
2.研修の主体はだれか?
研修の目的は、受講者が知識やスキルを習得し、ビジネスや生活で成果を出すことです。そのため、研修の主体は受講者であり、講師はそのサポートに徹するべきだと述べています。受講者の貴重な時間を尊重し、彼らの成果を最優先に考える姿勢が重要であることを説いています。
3.納得を得ることが成果に繋がる
研修で成果を上げるためには、受講者が納得した上で学ぶことが大切です。そのため、受講者自身の考えを引き出し、発言を促す場を提供する工夫が求められます。具体的には、スライドに空欄を作る、ディスカッション形式を採用するなどの方法が効果的であるとしています。
4.最高の習得方法は「楽しく学ぶ」
「楽しい」と感じることは、学びの定着を促進する重要な要素です。研修では、娯楽的なアイスブレイクや適度な挑戦を提供し、受講者の興味を引きつける方法を提案しています。また、動画などの視覚的ツールも取り入れることで、楽しく学ぶ環境を作る工夫が語られています。
5.受講者の行動に変化が表れてこそが研修のゴール
研修の成功は、受講者が学んだことを業務で活用し、実際に行動を変えることで初めて達成されます。そのためには、知識の定着と自信を持たせるワークショップ形式や実践型のアクティビティが推奨されています。行動変容をゴールとする実践的なアプローチが述べられています。
6.習得したことを「他の人に教えられるレベル」にすることが、本当の習得
学んだことを他者に教えられるレベルまで理解することが、本当の習得に繋がるとしています。そのために、グループワークでの共有や受講者同士の教え合いの場を設けることが効果的であると述べています。
次に、先頭のプロンプト中に「次の研修コースを」と書いてあるので、研修コースを言語化した概要を伝えます。さきほど考えた内容をそのままプロンプトに繋げます。
###組み立てるコース情報
タイトル:AIに振り回されていませんか?~成功の瞬間~
目的:生成AIの使うタイミングが悪く、AIの性能を充分に引き出せていない受講者に、タイミングを伝える
受講者を集める広告:AIの便利さは知っているけれど、使いこなせていない・・・。
じつは、多くの人がAIの使い方そのものではなく、使うタイミングを間違えています。
「思ったように使えない」「狙った結果が得られない」と感じ、最終的にAIを避けるようになってしまっています。
本セミナーでは、たった2時間で「AIを使うべきタイミング」を見極める秘訣をお伝えします。
AIに振り回されるのではなく、AIを「個性を引き出すツール」として活用する感覚、一緒に体験しましょう。
「AIの使い方」だけではなく、「どう使うか、そして、いつ使うか」。
このスキルを学ぶことで、あなたの情報発信や執筆のクオリティを飛躍的に高める第一歩を提供します。
この2時間、人生が変わる瞬間。AIを最強のサポーターに変えてみませんか?
このスキルを知ると、知らなかった世界には、もう、戻れません。
研修中に主に行うこと
いきなりアイデアをAIに聞くと、自分の感覚と違う回答が提示される例を実演
自分のアイデアをまとめて、それからAIに聞くと、付随する情報が提示され、自分のアイデアに付加価値が付く実演
自分のアイデアに、AIをツールとして使い磨き上げる流れを提示
このスキルがあれば確実にAIをツールとして使いこなすことができると納得してもらう
この、3つのブロックを一つの文章にまとめて、全てChatGPT-4oに質問します。
一旦、テキストエディタやメモ帳などでプロンプトを作成してから、コピペするのがよいですね。
AIが提示してくれた結果
AIが示してくれた結果が次の通りです。
研修コース組立:AIに振り回されていませんか?~成功の瞬間~
0~10分:アイスブレイクと導入
内容: アイスブレイクと研修の趣旨説明
内容詳細:
AIに関する簡単なクイズやエピソードを共有し、リラックスした雰囲気を作る。
コースタイトルの背景や目的を説明。
「AIを使うべきタイミング」の重要性を事例を交えて紹介。
10~30分:AIの「タイミング」の失敗例
内容: いきなりAIに頼ると失敗する例の実演
内容詳細:
いきなりAIにアイデアを求めた場合の結果を実演。
実例:曖昧な指示でAIが提供する不適切な回答を共有。
ディスカッション形式で受講者に「なぜ失敗したのか」を考えさせる。
30~50分:成功のステップ① 自分のアイデアをまとめる
内容: 自分の考えを明確にする大切さを学ぶ
内容詳細:
ワークシートを用意し、簡単なテーマに対して自分の考えを整理する演習を実施。
受講者同士で考えを共有し合い、ディスカッションを促進。
明確な目的を持つことで、AIの力が最大化されることを納得してもらう。
50~70分:成功のステップ② AIの提案を活用して磨き上げる
内容: AIをツールとして使い、アイデアを強化する方法の実演
内容詳細:
受講者がまとめたアイデアを元に、AIに対して具体的な指示を与える実演。
AIが提供した追加情報や視点を使って、自分のアイデアを強化するプロセスを見せる。
実演後、受講者にペアで実践を行わせ、AIの有効性を体験させる。
70~90分:成功のステップ③ AIで完成度を上げる
内容: AIを使い、アイデアを具体的に実行可能な形に仕上げる
内容詳細:
受講者がAIを使ってアイデアのアウトプットを磨き上げる演習。
例:プレゼン資料、文章、デザイン案などをAIで強化する。
各自の成果物を共有し、フィードバックを受ける場を設ける。
90~110分:まとめとQ&Aセッション
内容: 学びの振り返りと質疑応答
内容詳細:
今日の研修の内容を簡単に振り返り、「AIを使うタイミング」の重要性を再確認。
学んだスキルを日常や業務で活用するシーンを想像させる。
受講者からの質問を受け付け、実際の問題を解決する方法を提案。
110~120分:クロージング
内容: 行動変容の促進と次のステップ提案
内容詳細:
「今日から何を始めるか」を各自に宣言させる場を作る。
具体的な実践案を講師から提案し、意欲を高めるメッセージで締めくくる。
このカリキュラムは、実演、ディスカッション、ワークを中心に設計し、受講者が納得しながら実践を通して学ぶ流れを重視しています。
う~ん・・・。30点。
ってところですが、1-1~1-6でお伝えしたかったところは、考慮してくれていますね。
ここから先、様々な「成功の法則(ノウハウ)」を2章以降で、加味することにより、100点に近い完成度のセミナーに仕上げて行きます。
それは、
2章以降の記事で、ご紹介しますね!
プレミアムお土産
記事を読んでいただいたみなさま、ありがとうございます。
みなさまが、講師として登壇する練習、わたしが壁打ち相手になります。
一緒に練習しませんか?(スライドのレビューなどもしましょう)
希望される方は、次のフォームに必要事項を入力の上、送信ボタンを押してください。
password: note_moushikomi
https://saratecme.com/koushinowaza
お一人、一回、30分とさせていただきます。
讃良屋安明公式ブログあります。お時間のある時に覗いてみてください。