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オンライン講師が使う!セミナー機材

オンラインでのセミナーも多くなりました。

リアル会場でのセミナーと比べると、劣るような感覚をお持ちの方、多いと思います。

しかし、zoomを巧みに使うことによって、リアルセミナーにはないメリットを引き出すことができます。

オンラインセミナーもリアルセミナーも、講師と参加者が「時間を共にする」のは同じ。オンラインだからと言って気楽にならないようにしましょうね。

今回は、オンラインセミナーをスムーズに進行させる機材として、私が今現在設置している機材をご紹介します。


オンラインセミナーに求められる機材

「ネットが遅くて、変な顔で停止する!」
「ネットが途中で切れた!」

オンラインセミナーの受講者側であれば、自動復帰を待ったり、再度、zoomへログオンすることも許されますが、講師側であれば、可能な限り避けたい現象です。

このようなリスクを極力減らすために私が取っている工夫とともに、部屋のオンライン機材をご紹介いたします。

メイン機材

「何かあった」後では、取り返しが付きません。

装置は基本2重化しています。まずは、メイン側の設備をご紹介します。

パソコン本体

パソコン本体は、LENOVO製のサイズの小さいデスクトップパソコンを利用しています。

zoomでのセミナーは、メモリを使うのでメモリは16GBと、一般的なパソコンよりも多めにしています。

zoomでのセミナーに欠かせないのは2枚のディスプレイ。ディスプレイが2台以上接続できる機器にしましょう。

動画なども少しだけ編集するので、AMD RyzenPro7というCPUを持つ機器にしています。動画編集をしないのであれば、下記パソコン程度の性能で充分かと思います。


ディスプレイ(モニター)

ディスプレイは目に優しいものを選びましょう。

パソコン周りの機材、購入して失敗しないのは「ゲーミング」とついているモノ。ディスプレイは27インチ4K対応の目に優しいモニターを2つ横並びで設置しています。


WEBカメラ

絶対おすすめの一品です!
Webカメラはパソコンにオマケ程度についてくる性能のカメラは使いません。

別売でUSB接続できるものを購入しましょう。圧倒的に画質が綺麗です。

さらに、ディスプレイの上部に付けるタイプもあるのですが、それだと、受講者と視線が合いません。
なぜなら、講師がディスプレイを見て話すと、カメラの下の方をみて話すので、受講者から見ると、下にうつむき加減で話しているように見えてしまいます。

私は、ディスプレイのど真ん中に設置できるカメラを利用しています。

このカメラだと、ディスプレイに次のように設置できるため、ディスプレイを見ながら、受講者と視線を合わせて会話ができるようになります。



マイク

マイクもパソコンについているオマケのような設備だと音が悪いです。

単一指向性(一方向から収音する)マイクを購入しましょう。
全指向性だと、周囲の雑音を拾ってしまいます。

私の使用しているマイクは次のモノです。

こちらのマイクは指向性マイクでもありながら、手元にボタンが付いていて、そのボタンでミュート(マイク機能をOFF)したりミュート解除したりできます。

Zoomのミュート機能だと、参加者全員にミュートしていることが分かってしまいますが、マイクのボタンでのミュートだと、zoomのミュートOFFの表示にならずにミュートできます。

ボタンの押し忘れ(ミュートの戻し忘れ)には注意しましょう。


ライト

zoomオンラインセミナーのカメラ映りを良くすることは、講師としてのマナーだと思います。

ライトで直接、顔を照らすと眩しい&目が疲れるため、間接照明で明るくしましょう。

zoomの特性上、部屋を薄暗くして、眩しくない程度のライトで自分を照らしても十分、明るい映りになります。

私は下のライトを、白い壁側に向けて点灯しています。


グリーンバック

zoomのバーチャル背景を用いるなら、グリーンバックがあると良いと思います。

また、グリーンバックは背後から挿し込む光を遮断してくれるので、カメラ映りも明るくなる効果があります。

自立式のグリーンバックがすぐ使えてすぐ収納できるので便利です。


ネットワーク環境

マンションについているLANを用いています。

インターネットの速度は下記サイトで計測すると600Mbps~780Mbpsの速度となります。

zoomでビデオをONする場合、30Mbps程度があれば大丈夫と言われています。


その他の機材

その他は、特に必要ありません。

マイクが小さいので、マイク用の台としてススープジャーを用いています。

本来の用途ではないので、いずれ没収されそうです。。。(マイクより高額だわ。。。)


スライドの指差し用にレーザーポインタ

USBのレシーバーをパソコンに接続すると、手元でパワポの「次へ」ができるので便利です。


サブ機材

サブ機材として次の機材を利用しています。

サブ機材側でもzoomにログオンしておいて、メイン機材側で何かあった場合、サブ機材側のzoomでセミナーを止めることなく進行することになります。

ノートパソコン

ノートパソコンは、LENOVOのパソコン「ThinkPad T14 Gen2」を使っています。
2024年10月だと、下記機器が適当ではないかと思います。
(主な使い方はオンラインセミナーとしています)


モバイルディスプレイ

ノートパソコンと同じくらいの大きさの4Kの画像が薄し出せるモバイルディスプレイ。Zoomの講師側にはディスプレイ2台は必須条件と言っても過言ではありませんので、ノートでZoom講師を行う場合(リアル会場でオンラインも行うハイブリッド環境などの場合)、いつも持ち歩いて使っています(重たいけど。。)

ノートパソコンやモバイルディスプレイの設置台

ノートパソコンで作業するとき、猫背になってしまいませんか?そんなとき「ノートパソコンスタンド」があると便利なんです。
でも、私は、このスタンドを、モバイルモニタースタンドとして使っています。

高さ調節が自由にできるようになるので、Webカメラの後ろに設置して、zoomサブモニターとして受講者の顔を表示しています。そうすると、必ずカメラ目線になるので、受講者一人ひとりに話しかけている状態を作り上げられます。


ヘッドフォンマイク

マイクが壊れた場合などに備えるために、低価格な機器を用意しています。

外部でオンラインセミナーを行う場合などにも便利ですので、お一つ準備しておくことをお勧めします。

WEBカメラ

ノートパソコンに付属しているWebカメラだと、映りが悪いためWebカメラも別途用意しています。また、メインのWEBカメラが壊れた時に、切り替えられるように、いつもスタンバイしています。


ネットワーク環境

ネットワークは、WiMAXのホームルータを契約しています。
5Gに接続しているときには、60Mbpsほどの速度が出ます。


ホームルータ

サブの回線として準備しております。

受講者のために。スムーズな研修でありたい。

新入社員研修を3カ月ほど担当し、数回、サブ機材や予備機材を用いたことがあります。

準備しておいてよかった!と思う瞬間がありました。

オンラインセミナーを、月に5回以上実施する予定になりましたら、サブ機材一式を揃えることをお勧めします。

(企業様によっては、サブ機材があることがオンライン研修を実施する条件の場合があります)

まとめ

ここまでの機材を一度に揃えるのは、なかなか大変です。優先順位を付けて、ひとつひとつ揃えていくと、安心感が次第に高まります。

機材のせいでセミナーが上手く行かなかった・中止にせざる終えなかったということの無いようにしましょう。


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