好きじゃないことから、逃れるための落ち着きのなさ
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子どもからのメッセージを、
どう読み取るか?
探偵ばりの推理を働かせること、あります(笑)
謎解きができたときは、嬉しい(笑)
子どもが落ち着かないとき
子どもが落ち着かないとき、いろんな理由があります。
ソワソワ、手荒くバンバン、ウロウロ、チョロチョロ・・
子どもも、自分が動く理由が分からなかったりするので、
大人が直接聞いても答えられない。
なので、
大人が予想していく、仮説を持つ、と言うことが大事。
苦手なんだ、の一言が言えない子
いくつかのエピソードから浮かび上がることは何か?
仮説を立てると、対策ができるよね。
例えば、ピアニカが少し苦手な子がいました。
でも担任は、この子がピアニカが苦手なんて思ってもいなかった。
大体のことはちゃんとできるし、実際これまでもピアニカの練習に取り組んできたから。
あるとき、何度言っても、わざとぐちゃぐちゃに弾き散らかすwことが止まらない。
「ちゃんと練習しないと、発表会出れないよ」普通に先生が注意します。
隣の子が、「もう!うるさーい」と騒ぐw
そして、また余計にぐちゃぐちゃに弾くw。。。
これね、客観的にみると、
大人や周りの働きかけが刺激になって、
余計に子どもの落ち着きのなさを引き出しているパターン。
例えば、大根が苦手な子ども。
それだけ、お椀に残したまま、遊び食べ。
お椀をぐるぐる回して、こぼす。
そして案の定、先生に怒られるの繰り返し。
この子も、大根苦手、って言えなかった。
残さず食べないと、というルールが、そのクラスにあったかもしれない。
だから、我慢して食べようとしているけど、やっぱり嫌だなあ、そんな葛藤の最中だっったかも。
人は弱みを隠したくなるもの
周りとの関係や状況の中で、余計、ソワソワが作られてしまう。
でもこれって何度か同じパターンを繰り返してわかることが多いので、
最初はあたりをつけられないけどね。
ただ、発達のバランス、凸凹についての知識があると、
このエピソードが何とつながっているのか、仮説としてはすぐに立てられるのです。
そもそも人って、自分の苦手なことや、弱いことを、悟られないように、隠そうとするもの。
まだ小さい子どもでもね、子どもなりに見せたくたいことがある。
大人はうまく隠せても、
子どもはまだその知恵もない。
そもそも、自分が困っていることにも気付いていない。
子どもがぐずぐずしているとき、言うことを素直に受け入れてくれないとき、
そこには何らかの、子どもの苦手さがあるかもしれない。
これができるなら、あれもできるはず、が通じない
「ちゃんとしなさい」
「○○ちゃんも、こうしているよ」
これができるのなら、これもできるよね。
さっきこれができたし。
発達の凸凹がある子どもは、できること、できないことの差が、
能力を発揮できる差も含めて、
いろんなことの影響を受けやすい。
好きではないことから、逃れるための、多動さ。
もしかしたら、あるかも?
大人の方が、立ち止まって、考えることが大事かなと。
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