4歳児さんの成長を感じるポイント
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4歳児さん、
なんだかちょっと、お兄ちゃん&お姉ちゃんらしくなってきたなあと成長を感じる時、ありますよね。
それは、自分を客観的に捉える力が育ってきているから。
相手の気持ちを考える、
相手の話を最後まで聞こうとする、
相手に確認や許可を取る、
自分の気持ちと周りの状況やルールを照らし合わせて、どうしたらいいか考えるようになる、などなど、
自分でふと立ち止まって、考えるようになります。
えらいよねえ。
でも実際に受け止められることはまだ少ないから、いっぱいいっぱいになると、
大泣きすることもあります。
精一杯、頼もしさを表現している時期でもあるので、
頼りすぎたり、「もうできるよね」で任せすぎたり、
「できて当然」と見守りを外すと、
本人の「ちょっと怖いけど、頑張る」という気持ちが、ずっと緊張状態になってしまいやすい。
賢い子ほど、大人の気持ちを先に先にと汲み取って動いちゃうから、
そしてそれが普通と周りに思われやすいから。
「○○ちゃんは、いつもしっかりしてるね」って言葉で、固定化されやすい。
お兄ちゃん、お姉ちゃんらしくなってきた成長を認めて喜びつつも、
幼児期は、子どもとして、
ううん、学童期もだよね。小学生になっても。
ちゃんと子どもとして守られるように、子どもとして周りからのあたたかい眼差しの中で育っていけるように、
大人は心がけることが大事なんだと思います。
アトリエLove&Compassion主宰
小児専門の言語聴覚士
結城ルミ子
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