見出し画像

幽霊、2023年4月の仕事。

4月の仕事は、ZAITENサイゾーの連載コラム。

ZAITEN『時代観察者の逆張り思考』

『ZAITEN』5月号

5月号の『時代観察者の逆張り思考』は、「大川隆法の死と限界集落化する新宗教」
タイトルの通り、最近の新宗教の話です。時事ネタとしては微妙なところですが。

サイゾー『批評なんてやめときな?』

『サイゾー』4・5月号

4・5月号の『批評なんてやめときな?』は、「幽霊、滅びの笛が鳴り響く出版業界。」
エロ本業界を舞台にした『グッドバイ、バッドマガジンズ』という映画を観たので、出版業界の話です。
ライターとしての原点が出版業界の観察というか、雑誌の創廃刊ウオッチだったので、久々にそういうノリですな。

ちなみに「更科修一郎」は1995年からだけど、商業ライターの仕事自体は1993年頃から始めていたので、たぶん今年で30年目だと思う。
雑誌の創廃刊ウオッチの同人誌を作っていたら、司書房の編集さんからスカウトされ、雑誌のハシラでミニコラムを連載したり、特集記事を書いたりしていたのだけど、実はその前にも友人のライターの紹介で書いた仕事がいくつかあった。

もっとも、初期の仕事、当時のフロッピーディスク(!)からサルベージできたもの以外は、ほとんど記憶にない。
手元にはPC-9801のノートが一台あって、長文はワープロソフトで書いていたけど、まだDTPが普及していなかったので編集部もデータ入稿に対応していなくて、わざわざプリントアウトしたものをFAXで送ったり、指定を入れると配達される電算写植をレイアウト台紙に貼り付けて入稿していた。
短い原稿は編集部で直接、マス目の原稿用紙に書いたほうが早かったから、データで残っていないものもけっこうある。

電子メールで原稿のやりとりをするようになったのは、ゲーム雑誌で書くようになってからなので、1999年くらいの話かな。かなり遅い。

いいなと思ったら応援しよう!