幽霊、2023年7月の仕事。
7月の仕事は、『ZAITEN』の連載コラムです。
ZAITEN『時代観察者の逆張り思考』
8月号の『時代観察者の逆張り思考』は、「芸能界、下半身ハ本日モ反省ノ色ナシ」。
懐かしのダン池田ではないですが、芸能界ネタです。
表紙も澤井画伯の広末涼子と橋本環奈(ゲイ界の)なので。
猿之助も自殺幇助で逮捕されましたが、そもそもの発端だった尻の穴から霧の中からアイアンキングの続報は出なくなりましたな。
そういえば、汚い若新雄純古谷経衡、最近、目次にいないな、と思ったら、Colabo批判者はネトウヨ、みたいな雑な与太記事を書いて無断転載され、内容証明郵便を送付したら、代償(?)で干されたとのことで。
まあ、雑誌の無断転載で内容証明を送るかどうかは版元が判断することなので、雇われライター風情が雑誌を代表するかのように脅したら、版元も迷惑だろう。
しかし、以前、吉本興業特集のときに『TVスクランブル』での久米宏の悪行に触れたら、編集部から「古谷さんがオフィス・トゥー・ワン所属なので控えてくれないか」と言われ、『ZAITEN』らしくないな、と思いつつ削った記憶がありますが、今後は久米宏を取り上げてもOKなのかな。
取り上げる機会はそもそもないと思いますが。
附記徒然。
干された話と言えば、2007年の『サイゾー』に載った駆け出しライター(当時)のゴシップ記事で食らった風評被害がきっかけで、今に至ってもオタク方面界隈でのライター仕事をパージされているんだけど、たまにそっち側の知人から様子伺いのような連絡がある。
絶対に仕事は振ってこないので、パージを主導したロビイストたちに報告して仲間内での点を稼ぐためだな、とすぐ分かるんだけど。
(逆に仕事なんて振ったら、仲間内で叩かれてそいつがパージされる)
嫌らしいのは、わずかな接点が生じた人間の名前を目ざとく出して「アナタの悪口を言っていたよ」と空気を入れてくるのだが、筆者はその人間に興味がないので、まるで意味がない。
それこそロビイストたちの工作が功を奏していて、そっち側の業界人全員と絶縁状態になっているというか、徹底的に孤高だから、今更、新たに絶縁するような人間もいないんだよ。
まあ、パージされた当時、とあるSNSで偶然、ロビイストの一人が「更科を高く吊るせ!」とアジっていたのを見たときは笑ってしまったけど。
なんでクローズド設定にしていないんだよ。
ただ、この執拗さはなんなんだろうな、とは思う。
狭い世界のアイデンティティで生きていると、恨みも固定化されるんだろうかな。
正直、こちらは何が直接の原因なのかも忘れておりましてな。
だって界隈から離れて15年以上経っているから。
どうせ、性的嗜好を隠した偏執的なこだわりを批評的に指摘したとか、つまらないことなんだろうけど、記憶力が肝の仕事でも、さすがに飯の種にもならないことをずっと覚えているほど、暇ではない。
きつかったのは、仕事に困っていた知人に好意で媒体を紹介したら、逆にロビイストの手先になって担当者を抱き込み、その媒体で筆者が仕事できなくなったこと。
そうやって仲間内の点を稼がなければ生きていけないのは分かるんだが、何度もあると人間不信がいよいよひどくなってきた。
逆に媒体を紹介された試しがないのは、さっきも書いた通り、紹介すると仲間内で叩かれてそいつがパージされるから。
ジャンルライターの世界ってのは、そういう面倒くさい世界なのですよ。
なんかこう、人間性が全体的にねっとりしているというか。
「昔、書いていたアレコレみたいな文章、もう書かないんですか」みたいなことも言われるけど、無理だね。
足の引っ張り合いも嫌だけど、編集者でもライターでもない院外団なロビイストたちのご機嫌を伺わなければならないのが、もう面倒くさくて。
批評家の看板を下ろしたのも、そういう面倒なしがらみが心底、嫌になったからで。
いまとなってはロビイストたちが退場しない限り、接点のない界隈なので、何かの拍子に思い出したらコラムのネタにする程度なんだろうな。