ポケモンのタイプのお話
はいじゃあ今度はタイプの話でもしようか
「タイプって何?」のレベルはさすがにないと信じてる
ほらノーマルとか炎とかの、あれよあれ
まずちょっと勘違いされてそうなのを訂正しとこう
だいたいの人はそうだと思うんだけど、「別にタイプ相性表は暗記してない」です
割とこう、「炎に水は抜群だよなー」とか「ドラゴンに電気は今一つだよなー」みたいなふわっふわした感覚でやってる
リストを覚えて云々というよりは「この時どうなる?」のパターンがいくつか頭に入ってる状態が近いかしら
だから結構自信の無いところとかあるのよ?
「虫タイプに毒技を当てたらどうなるか」
「格闘タイプに虫技を当てたら」
「岩タイプに毒技」
「地面タイプに虫技」もかな
みたいな「効果が今ひとつになるのかならないかどっちだっけ」はよくある
まあ最低限「抜群と無効」はサクッとわかるようにはなりたいけどね
はいそんな現状はどうでもよくて、タイプの仕組みの話をしましょう
タイプには大きく2つに分かれるのよ
昔は物理とか特殊がタイプで分けられてたとかそういうの以前のところね
「ポケモン本体が持ってるタイプ」と、「技が持ってるタイプ」は一旦別物だと思ってもらいたい
だってほら
「ほのおタイプのポケモンの弱点」は突けるけど「ほのおタイプの技の弱点」は触れようがないでしょ?
その逆もまた然りなんだけども
だから、「ほのおタイプのポケモンがほのお技を持っていない」なんてことも当たり前に有り得るわけだ
俺たちはそれを「まあ全く持ってないことは無いはずだろう」って暗黙の了解の上で「このタイプはあのタイプに強い」みたいな話をするんだけども
でもね、実際に「スターミーとゴローニャの対面でスターミーが水技を持っていないからゴローニャは大爆発でスターミーに相討ちを取れる」って関係は初代からあるんだよ
「でもみんなポケモンと同じタイプの技覚えさせるのはどうして?」ってなる人もいるかもしれない、
なら答えよう
まずひとつ、「半減できるタイプを攻撃したら弱点をつけることが多い」から
これはほのおタイプなんかによくある話だね
「くさ」とか「むし」とか、「はがね」なんかも「ほのお」からしたら「半減できるし弱点を突ける」相手になるわけだ
「自分が強気に立ち回れる相手によく通るから覚えさせる」って言い方がわかりやすい…かなあ?
そしてもうひとつ
「弱点をつけることがないor少ないタイプでも同じタイプの技を覚えさせるのはどうして?」ってところの話、ノーマルとかドラゴンが関係するところ
さっき「わざとポケモンのタイプは別ですよー」って言ったけど、だからこそ、というか
攻撃するタイプと自分のタイプを揃えたときにボーナス倍率みたいなのが貰えるのよ
具体的には1.5倍、威力80の技が威力120相応になるって言えば大きく聞こえない?
あくまでこれは「タイプを合わせた技を使った時だけ」の話ね
「ほのおタイプのポケモンに大文字と10万ボルトを覚えさせた」として倍率が貰えるのは「大文字を使った時だけ」
こんなところで大丈夫かしら、抜群(2倍)今ひとつ(0.5倍)効果はない(0倍)とかは把握してるよね?