育成の話、に入る前に
まず努力値の説明をしないとだな?ようわからんって人多いじゃろこれ
前にざっくりとは説明したんだけど、かつてはこれ「たくさん敵を倒したポケモンのが強く育つよ」のシステムだったのよ
「敵を5体倒してレベル10にしたポケモン」より、「敵を10体倒してレベル10にしたポケモン」のが強いといいよねって話
当然上限はあるけど、「全部のパラメーターにMAXまで割り振れる」要素だったんだ
当時の言い方だと「努力レベル」って言われてたかな、各パラメーターにレベルがあってそれを上げていくイメージ
それがGBCからGBAにハードを跨いで、「互換の切れた」タイミングで全く別物に変わったんだなあ
それが今の仕様の「努力値」ってものになる
まず「努力値」とは何かってのをレベル50においての話でしよう
ポケモン1匹に合計510まで、1つのパラメーターには252まで割り振れるポイント
8割り振る毎にパラメーターが変化し、個体値の1の差は努力値の4に当たる
努力値を0-31表記した際の奇数のとき、そのパラメーターには努力値4の余剰が内在的に発生している
ってのが「努力値とパラメーター」の関係なんだけど、くっそわかりにくいわ!
初心者の感覚だと
「パラメーターの2つに下駄を履かせることができる」
「それ以外のパラメーター1つに誤差程度の能力上昇をできる」
くらいの理解度で足りる気がするんじゃあ
んでその努力値の稼ぎ方についての話だ
まず「このポケモンを倒したとき努力値を幾つ取得する」ってプログラムが既に組まれてます
例えば「ギャラドス」なんかは攻撃が中々高いから「こうげきに2ポイント」
「ゴース」は特攻がそこそこ高いから「とくこうに1ポイント」みたいな感じに
これはまあ、各パラメーター毎にやりやすい弱い相手とかいるからちょちょいと調べちゃおう
んで他に上げる方法なんだけど、今作は主に「タウリン」とか「インドメタシン」で上げるのよね
金はかかるけど楽だし、金稼ぐのも今作だいぶ楽だし
このアイテムを一つ使うごとに対象パラメーターに「努力値が10」入るのよ
かつてはこれで上げられるのは「ひとつのパラメーターにつき100まで」って制限があったんだけど今作なくなったのよねー
だから基本、これで10刻みに進めてあと1桁をポケモン狩って地道にいくやつよ
そしてちょっと豆知識的な話
いくつか「敵を狩ったときの努力値に補正をかける方法」があるのよね
「きょうせいギブス」とか「パワーバンド」とかのアイテムと、「ポケルス」がそれ
「きょうせいギブス」は「取得する努力値を倍にする」効果
「パワー系アイテム」は「努力値を取得する時に対象ステータスに+8」する効果
んで「ポケルス」は「それらの計算を終わらせてからさらに倍にする」効果
だからまあ、使いこなせばそこそこ楽なんだけどー薬のが楽よねえ…
ポケルスは「感染状態」じゃなくなってもこの効果は残るからね
「じょうたい:ポケルス」はあくまで「他のポケモンに感染させられる状態」のことであって、それが終わっても「努力値を倍貰える」って効果は残る
「強制的に常に努力値倍になると1刻みとか出来なくなるのでは?」って疑問が出た子は賢いんだけど、前の文章を良く思い出して
努力値は基本的に「8刻み」で最低でも「4」でしか変化しない
だから最低の変化値が「2」になっても何の無駄も出ないわけだ
これが努力値の「基礎知識」の説明かな
「実際にどう振れば効率がいい」みたいなのは、もっと具体例を出せるときとかにやろうか