気を抜くと昼寝をしかける日曜日
とてもよく寝た日曜日、ご機嫌だけど無駄にした気がしなくもない悲しさを背負う日曜日にございます
恐らく今日で終わってくれない役割理論のお話だあ!
気になってる人が多そうだしちゃっちゃと「宿題」の話に入ろうか!
「アーマーガア」に「はがねのつばさ、ボディプレス、はねやすめ、ビルドアップ」を覚えさせたものと組み合わせるポケモンを考える
条件として「ギャラドス」、「ロトム」、「マルヤクデ」に役割を持てるポケモンであること
(出してから難度高すぎね?ってなったから3匹中2匹で可にはしたけれども)
まずこれ、「別に自分でも想定解は用意して考えてなかった」ので可能性としては全然「存在しない」がありえるやつでした
いや、うん、そんな顔せんとして割と後悔してるから、ね?
えー、ザッと考えて頭を回した結果、「ほぼ最適解」と呼べるポケモンは幸いにしていました
わかりやすいのが「ヌオー」と「トリトドン」かな
「マルヤクデ」が全力でむし技をぶっぱなし続けたり「パワーウィップ」を叩きつけたりしてきたら怖いけど、そうでないなら割といける子たち
それぞれ「ちょすい」、「よびみず」の特性を採用してれば「みず」「でんき」「ほのお」全部に耐性以上を持つことが出来て、「ギャラドス」の「りゅうのまい」にも「あくび」で交換を迫ることが出来る
そうでなくても「ヌオー」は「てんねん」の線があるから積み技で競ってくる人は少ないんだけどね
あとは別解というか「ドラゴンタイプなら上記のタイプ全部受けれるよね」発想の
「ヌメルゴン」、および「ドラパルト」だ
個人的には「ヌメルゴン」のが好きかしら、可愛いし
ちなみにこれらの解答は「アーマーガアを出していて戻す際に支障がない」って前提に成り立ってます
例えば、「こだわりハチマキ」を持った「ギャラドス」が「じしん」を撃ってきた場合
「ヌメルゴン」だと道具がないと「交換の際に貰う一撃、次のターンに先手を取られて貰う一撃」で沈みます
けれど、「アーマーガア」が「じめん」を無効するのを知った上で、「こだわりハチマキ」の技を固定されるデメリットを知った上で、それでも「じしん」をぶっ込んでくるやつはまずいないだろうという「常識的な思考」を土台にしてると思ってください
そこを飛び出してくる言わば「狂人」はいますが、あまりそういう少数派に振り回されると「普通にやれば勝てる相手」との試合を落としかねません
それにまあこの想定なら「ヌメルゴン」が一撃貰った上で「アーマーガア」にバックすればこっちがかなり有利な状況で仕切り直せるし
話がちょいとズレてきたな?閑話休題
上の2つの答えは概ね「優等生の解答」ってところかな
あ、いやこの表現には何の嫌味も含みもないよ?
こういう答えを出す人は全体的に素直なプレイングが性格や思考に合ってるとかそんな程度の話
んで次に出すのが、ちょっとイマドキなヤンキー思考の解答
要はこれ「相手の攻撃を一撃なら耐えれて返しに相手を倒し切れればいい」んだよね
ってとこに落ち着くタイプのやつ
それに当てはまるのは概ね「こだわりスカーフ」を加味した「バンギラス」筆頭いわタイプ、あとは「パッチラゴン」とかの強力な「でんきタイプ」かな
うん、「インフレしてダメージを貰う前提のポケモンは効率が悪い」って知識を覚えてる人は言われてみればなるほどってなると思うの
「対象のポケモンを受けれて強く出れても、他のポケモンにもてる役割が少ないなら良いと言えないのでは」って考え方は、間違いなく大切だ
このアプローチのデメリットは「読み負けたときの負担が大きい」こと、だって「受けることがメインのポケモン」より確実に耐久は低いわけだから
んで、最後に第3解が実はある
毎回あるものではないけれど、今回はね
ちょっと性格の悪いアプローチなんだけど
「ギャラドス」は「アーマーガア」で競り合ったあとに落とすもの、と位置づけての解答になる
2体を合わせて1体の対策にすることがあるってのは昨日話したじゃない?これはそういうやつ
はい、「ルガルガン(たそがれのすがた)」です
「アクセルロック」強いよね!
そう、「りゅうのまいでどれだけこうげきとすばやさを底上げ」しても、「先制技で削りきれる圏内」にしてしまえば残るのはただのカモなんだ
「マルヤクデ」にとって「いわタイプ」は天敵だし、「ロトム」はそもそもスペックが控えめだから「かみくだく」でかなり押し切れちゃう
「水ロトム」は帰って欲しいけどね!
でも物理特化したFCロトムも陽気こだわりハチマキのたそがれルガルガンのストーンエッジで確定2発なんだよね、ダイマックスしたら押し切れるわこれ
思った以上に「宿題」が枠をとるなあ!狭い!
だからサクサクッと話をするね…
今回ので少し注目して欲しいのは3番目の「ルガルガン」の話についてかな
まず知って欲しいのは「役割理論」は「積極的な交代を是とする」けれど、「常にそれを最優先にすべきではない」ってこと
公式ルールであれば、互いに手持ちは3匹なんだから「1匹を犠牲に相手の1匹を倒せるのなら」そんなに悪い効率ではないのよ
それがこっちの残りのポケモンにとって苦手な相手であれば尚更ね
そりゃあ確かにいくらギリギリの体力のポケモンでも「先手をとって殴れる」とか「他のポケモンに変える時に攻撃を受けるクッションにできる」みたいな使い道は確かにある
ただ、「それをするメリット」があるかは常に考えなきゃいけない
「リスクなく交代」は絶対にできないんだよ
そのリスクを限りなく下げることはできたとしても0にはできない
それだけは確と身体に染み込ませてね
んでもうひとつ知って欲しいこととして
所謂「スイーパー」の役割だ
「交換を積極的に行うトレーナー」の対戦だとよく起きるんだけど
「残ったポケモンが軒並みボロボロで何とか凌いでる」みたいな状態になることがある
そらまあ有利なポケモンで受けて返してってしてもじわじわダメージは嵩むから当たり前なんだけどさ
おうこら「さいせいりょく」もちは帰れ
そういうギリギリの戦いで大きく仕事をするのが「スイーパー」と呼ばれる役割をするポケモン
主に「素早さが秀でている」とか「強力な先制技を持っている」ポケモンが行いやすい役割なのよね
具体的に何をするか
「相手ポケモンを先に倒します」
いや当たり前なんだけど、その極端な例というか
「先手をとって一撃で倒せる状況なら相性の不利は関係ない」って意見から産まれた役割なんだこれ
例えば「リザードン」と「ルカリオ」の対面だとしよう
普通に考えれば「リザードン」が非常に有利だ、すばやさに関してもタイプに関しても間違いなくその差は歴然としてる
けれど、それ以前の戦闘で「リザードンの体力が3割ほどしかなかったら」どうなるか
これはそういう話
「攻撃に傾倒したルカリオ」の先制技、「しんそく」で「リザードン」は体力の4割前後を削られるのよね
そして、「リザードン」に「しんそく」より先を取れる技はない
こういうケースが戦いの終盤になると多発するのよね、だから威力のある先制技を撃てるポケモンは強いの
「ハッサム」とか「マリルリ」とか、「ルガルガン」とかね
ちなみに、シングルバトルではあまり使わないんだけど上記の「ルカリオ」と「リザードン」の状況を
「ルカリオ」が「リザードン」を縛っている
と表現します
ダブルバトルではよく使う表現だよ!
おうこら異種緊縛とか連想するじゃない
割と基礎はやったから明日は実際にどういう動きをするかの応用かなあ