存外に嗜好品で生きてる節はある
昨日のラベルと言えばのやつとやや似た類の話ををちょいと消化しよう
元々は自分ホラーとミステリーの畑で育ったって公言してはばからないんだけど、案外にこのジャンル分けって曖昧模糊としてるのよね
好きな人だとよく陥ると思うの
「これはホラー作品」ですって言われて見てもそれがコメディだったりサスペンスだったり、或いはミステリーなんかと複合してる
というかほぼ全て複合してるな!ホラー一辺倒の一般的な作品は「ホラーサスペンス」って分類にすると誤解がないくらいだわ!
自分はホラーは大抵なんでも楽しいしのもあってそこの話と無縁だったのよね
コメディもサスペンスも特に分類なく腹に収めてた
たーだミステリーは選り好み激しくてねえ
一般的な「犯罪ミステリー」というか、刑事探偵もの?それは嫌いではないけど特に好きではなかったのがなかなか根の深い問題を落としまして
具体的にタイトルを出すなら「いなくなった私へ」とか「カササギの計略」なんかが好きなのよ、自分って
犯罪ではなく目の前に来た問題を解決する感じ?元々分類の上では「最後に謎を解くならそれはミステリー」ってあちこちで言われるんだけど思ってるより一般層に浸透しないのは何故だろうねぇ
探せば確かに好きな作品の中にも刑事探偵ものもあるんだけど、その共通点はほとんどが当人も当事者になる作品だからシステム的な主人公が好きじゃないってところなのかもしれない
心情の描写は細かくして欲しいし思考の変化何かもしっかりやって欲しい
そこが無いならそれはもうプロットのままでええやん、謎を箇条書きして最後に真相書いてるのを少しオシャレにしただけで変わらんやんってなる
ああ、つまり何が言いたいかというと
「〜ならこうだろう」みたいな考え方ってクソだね!ってやつ
本人がそうだと言って要素がそれなりに備わってるならそれ以上何を求めるのか
さて、もひとつくらい話題を用意しよう
ところで俺が目指したい寛容さのレベルは「昔は好きだったものを嫌いになっても自分と相手を許せるレベル」だったり
閑話休題
「強さを焦るな」って言葉がたまに心を刺してくる
昔読んだ本の、そこそこ大事なセリフの1フレーズなんだけどさ
基本、俺も含め人類って我欲の塊なのよ
いやお前だけだろとか言われたら悲しいけども多分きっとみんなそうだと信じてる
だから、誰もがみんな凄くなりたいし立派になりたい
引いては褒められたい、なのかはその人によるかもしれないけど
そういうのもあって目の前にある「出来そうなすごいこと」には飛びつくんだよ、人間だもの仕方ない
ただまあそれでも「できないものはできない」んだなあって、よくよく思い知らされる
うん、「できないものはできない」んだ
当たり前だけどね
そういうときにスっとさっきのが頭に入ってくるの
んで「自分は今凄さを焦ったんだな」って気持ちになる
焦らないことって難しいからそれをやれとは口が裂けても言わんけども
何かができなかった時、それは「焦っただけなんだ」って思えるのはいいなと改めて思った休みの日
凄くなくても立派じゃなくてもみんなしっかり何者かだものね
なりたい誰かをなりたい自分に
なりたい自分を今の自分に
例え届かなくても何がなくなることもない私がいる
なんてのは誰が歌ってくれたんだったかな