全体的にはとても善いものだと思うのだけど
何故フロンティアブレーンがいないのだ!という嘆きについてちょっと話をしたい
まずみんな「バトルフロンティア」ってわかる?挑んだことある?
多分だけど、人の影響を受けて対戦始めましたって人以外はだいたいこの辺の施設を踏んでから入ってると思うの
ただまあ、俺の語りたい「バトルフロンティア」はきっとキミの連想してるそれではない
そもそも「バトルフロンティア」って2つあってね
正直有名なのは「クロツグ」とか「コクラン」、「ネジキ」なんかのいる「Pt,HGSSのDSハード」での「バトルフロンティア」だと思う
BWのイッシュ四天王である「カトレア」なんかはそこの「バトルキャッスル」のオーナーだったりする
でも俺が話したいのは、「エメラルドのバトルフロンティア」なのさ
アニメ見てた人とかは言われたら思い出すくらいの印象はあるんじゃないかな?
「リラ」とか「ダツラ」とか、「ヒース」なんかは見たらそうそう忘れられないと思うんだけど
なんで前者のが有名だろうと言ったのかというと、そもそもが「実装されてるソフトの数」の差があるからさ
あと「ネットの普及率」もある
「エメラルドのバトルフロンティア」の攻略を探すと荒削りな個人サイトが多いのに対して
「DSハードのバトルフロンティア」だとかなり洗練されてるのがわかりやすいかな
んでこれ、「どっちが難しいか」って話をすると
「エメラルドのが3倍くらいキツかった」です
そもそも、GBA以前とDS以降ってポケモン厳選に天と地ほどの差があるのよ
「GBA以前の厳選」は「如何にマシな妥協個体を出すか」
「DS以降の厳選」は「どう効率的に理想個体を出すか」
って感じなの
その理由はまあ、乱数調整とそれに伴う厳選の易化の話になるから省略
いまいち実感のわかない人は「その当時の育成論」を比べると納得できると思う
「細かい耐久調整、素早さ調整」が一般に普及して意味を成すようになったのは「誰でも理想個体を確保できるようになった」からこそ、だからね
あとシンプルに、「ギミックが大変」なんだあ、エメラルドは
正直「DSのバトルフロンティア」は「全部同じポケモン」でもなんとかなるの
プレイングとかアイテム、技の調整なんかはするけど、「一部の施設専用」のポケモンは確保しなくていいのね
ルールが基本的に全部勝ち抜き戦で「バトルキャッスル」以外は途中回復あり、多少ギミック戦があるとしても「ポケモンの基本ルール」は変わらないから
でも、「エメラルドのバトルフロンティア」はそうはいかないんだこれ
「バトルピラミッド」「バトルパレス」あたりは確実に「それ専用のポケモン」を確保して来てねって難度と複雑さをしてる
ざっくり触れると
「バトルピラミッド」は特別高難度なチャンピオンロード
「バトルパレス」はポケモン“ が”技を選ぶ「主人公はポケモンの交代しかできない」ルール
あとは「交換無しで1匹のポケモン同士の戦闘が3ターンで決着付かなければ判定勝負」になったりね
とかく一筋縄ではいかなかった
いやあ、もう聞いてるだけで脂汗出てくるわ!
今と違ってポケモン厳選ひとつするのに数週間掛けて育成も一日じゃ済まない時代に!そんなことをしなくちゃいけない!
しかもそれだけしても負ける時はあっさり負けるし無駄なポケモンになることだって山ほどある!
うん、だから、楽しかったんだよ
時間と体力が許すなら今でももう一度やり直したいくらいには楽しかった
あの小さな島ひとつは確かに、今から見ると少し物足りなさを感じるドットはそれでも確実に
青春で、情熱で、プライドだった
だから公式のほぼオールスターの作品でいないのは寂しいが!!!???