大体お前のせい

そんな第二世代の話をする前に、第一世代の注釈
フシギダネの「無進化状態で複合タイプの御三家」はその後モクロ―が出る第七世代まで存在しません
何なら今なおフシギダネとモクローのみで炎や水には存在しなかったり

カメックスはとかく器用で且つ殻を破るや潮吹き何かの強力で個性的な技もあるんだけど「これが強い」って明確に出せるだけの確固たるものがないのが評価の上がり切らない点
みずタイプの猫だましもちとかルンパッパカメックスジュゴンしかいなかったりするから「いざパーティを組むとき一番ハマるのはこいつだった」とかも実はある
要はこの「手の内が知られててもなお強力な動きができる」ってのが今回で言う「環境に入ることのできた」のライン


補足も終わったし第二世代の話に進むか

まず、「この世代の御三家で環境に入り込むことのできたポケモンは一匹だけ」です
元々単タイプって役割薄いし、第六世代くらいまでの御三家って半端に両刀のできる種族値なせいで技やタイプ、あとは隠し特性によっぽどな個性がないとやってけないのが実情なのよ
だから残当っちゃ残当

シナリオでの使いやすさに関しては・・・いやジョウトのジムってめっちゃ特殊でさ?
「カント―のジムに存在しなかったタイプのジム」をメインに設置されてるんだわ

カント―ジム
タケシ いわ
カスミ みず
マチス でんき
エリカ くさ
キョウ どく
ナツメ エスパー
カツラ ほのお
サカキ じめん

ジョウトジム
ハヤト ひこう
ツクシ むし
アカネ ノーマル
マツバ ゴースト
シジマ かくとう
ミカン はがね
ヤナギ こおり
イブキ ドラゴン

みたいな感じに全部バラバラになってる
流石に四天王も含めると24枠になるから被りも発生してるんだけど

カント―四天王 こおり かくとう ゴースト ドラゴン
ジョウト四天王 エスパー かくとう どく あく ドラゴン

それがどうしたのって言われるとまあアレなんだが
カント―の時点で草タイプが有利になるとこ使いきっちゃったのよね
ジョウトでチコリータが使いにくいって言われるのは特にそのせい、ゴーストジムが実質ゴース系統ばかりで毒ジムになってるのも問題だ

カント―ジム四天王はこう見えてよく考えられてたんだよ

草毒が有利なのが岩水電気地面、不利なのが炎エスパー氷ドラゴン
炎が有利なのが草氷、不利なのが岩水地面ドラゴン
水が有利なのは岩炎地面、不利なのが草電気ドラゴン

まあ実際のところ炎もといヒトカゲはエリカのあたりでリザードンになるから地面と格闘も有利になるみたいな想定だったんだろう
そうなると氷がダメになる(弱点を突かれる)のは開発のポカかな

その想定をまんま見ると意外と御三家選択の差は少ないのよ
実際序盤の方がレベルで押したり他のポケモン用意できないからそこに苦手が偏るときついのはあったんだが

その煽りを受けてジョウトのバランスは滅茶苦茶になったんだが
チコリータは泣いていいよ




んで、ジョウト御三家で唯一対戦環境に入ったやつはメガニウムだったりします
第二世代のことだから印象にない人も多いだろうけどね

バクフーンは弱いとは言わないし今はスカーフ噴火、当時はかみなりパンチのできる炎タイプとしての強みがあった
でも当時の大正義カビゴンにどうしようもなかったんや
そもそも炎技の需要が実はそんなになかったのもある、鋼は電気のごり押しで何とかしてた時代
今?スカーフ噴火弱くはないけどそれしかないから正味起点にされるよな

オーダイルは、、、弱くはないけどずっとギャラドスマリルリの壁が厚い
第二世代当時?そもそもあの時代スターミーとパルシェン、スイクンシャワーズくらいしか息してない水タイプ冬の時代じゃなかった?

メガニウムはとかく第二世代の環境ポケモンだったガラガラとカビゴンに剣の舞や鈍い、光合成なんかで勝負を仕掛けられたのが非常にでかい
てかガラガラ@太い骨地震岩雪崩大文字剣の舞みたいなのを受けきれるポケモンがメガニウムくらいしかいなかった、めざ飛とかめざ虫持たれるときついけどそういうガラガラは鈍いエアームドで受ければいい
当時地面を半減以下にできて岩を等倍以下にできるポケモンって少なくてな
草は大半が毒複合、飛行で岩等倍にできて実用的な種族値があるのはエアームドのみ、虫はめざパ厳選の必須なハッサムとヘラクロスって感じ
いやあ、第二世代はガラガラ環境だよなあほんと

ん?今のメガニウム?ジャローダ使ってればいいんじゃないですかね