ポケモンのわざの話

種族値の話とどっちを先にしようかなーと悩んだけど何となくこっち先でいいかなって
初回に要素羅列したときも2番目だったしさ

ここでもやはりと言うべきか、別に技を全部覚える必要はないです
そりゃまあ「誰は何してくることが多いな」とかわかるといいけどさ、量が莫大すぎるし

あと案外やってると覚えるってのもある
主要な技って多分そんなになくて、専用技を省いたら使われてる技は150届くか届かないかだし
パッと聞くと多く聞こえるけど、各タイプ5個ちょいくらいしかないと思えばほんとそんなにそんなよ

そんな前置きはこのくらいにして、「わざ」って何で出来てるのかの話からしようか

まず大別して
「タイプ」、「威力」、「命中率」、「PP」、「追加効果」、「分類」
この6つが噛み合ってひとつの「わざ」を構成してるんだ

「タイプ」は前回説明したことの繰り返しになるから省略するとして
「威力」もまあ、言わずもがなかな
強いて付け足すなら「連続技は一発あたりのダメージが表記される」から実際のダメージが知りたいならそこに攻撃回数を掛けてねってくらい

「命中率」も言うことなさそうだなと思うんだけど、補足がひとつ
「わざの命中率」と「ポケモンのデフォルトで持ってる命中率」は別個です
砂かけとかで命中率を下げたりできるけど、それは「わざの命中率が下がってる」わけじゃないんだぜーって
具体的に活きるシーンは特にないけども

「PP」はやってりゃわかるけどわざの使用可能回数だね
ポイントアップとかポイントマックスを使うと増やせるよ
正直そこまで戦闘に影響するかって言われるとそうでもないけど、PPが5の技への対策ならPPを枯らすってのが戦術としてあったりする
「多いに越したことはないけどPPを気にして威力を落としたり同じ役割のわざで枠をふたつ埋めるのはナンセンス」ってくらいの認識でいいよ

「追加効果」はまあ、書いてある通りの意味だね
わざごとに違うからそれとなく覚えておいてーって感じ
「必ず先制できる」とか「2-5回ランダムに攻撃できる」みたいな仕様レベルのものから「10%の確率で相手をこおり状態にできる」みたいなおまけレベルのものまであるよ、10%を見事に引いたらもう笑おう
「りんぷん」とか「ちからずく」、「てんのめぐみ」とかの「一部の追加効果にだけ反応する」特性もあるけどそれはまあ実践レベルの話をするようになったら触れるね

「分類」、めっちゃざっくりいくよー

「物理攻撃」、「特殊攻撃」、「変化」の3種類に分かれるね
そして「物理攻撃」と「特殊攻撃」はさらに「接触技」と「非接触技」に分かれる

まず「物理攻撃」とは
主に「こうげき」と「ぼうぎょ」を参照するわざのことです
「実体のあるもので攻撃する」イメージがしっくりくるかしら、だから殴る蹴るみたいな「接触技」のものが多い
「接触技じゃない物理攻撃」ってどんなのー?ってのは物を投げたりとか武器を使ったりするやつを想像してくれれば概ね合ってる

「特殊攻撃」はその逆で、「実体のない攻撃」が多い
不定形の炎とか水もそうだけど風とか念動力みたいなのも含まれるね
だから「非接触技」が多い…というか6つの例外を除いて全て「非接触技」なのよ

「変化」はほんともうそれ以外の「威力のない技」の総称ね
「ちょうはつ」で出せなくなったり特性とか技で早く撃てたり逆に全く撃てなくなったりと色んなものに振り回される技
何かと軽く見られがちだけどやっぱりあると便利だよ!

わざの知識はこんなとこかしら
例外とか実際にどうなるの話もしたいんだけどしっかり知識ないと混乱するからまだまだ先かなあ