音楽は心の拠り所に!気分に合った音楽を聴いてリフレッシュ!

皆さん、こんにちは!
SARAスクール「心理・カウンセラーの資格」担当スタッフです。

本日は「リフレッシュにおける音楽選び」についてです。

音楽は世界共通のものであり、身近なものでもあることから、
ほとんどの人が日々何らかの音楽を聴いていることでしょう。

また、音楽は心に大きく作用し、
ストレス発散や気分の向上などに役立ちます。
実際に精神的に不安定な時に
音楽を活用している人も多いと思います。

しかし、どのような音楽でも効果があるわけではありません。
音楽を聴くことで嫌なことに対する意識が薄れ、
それに伴って気分が向上するということはあります。

ですが、音楽による高い効果を得るためには、
今の自分の気持ちに合った音楽を聴くことが大切なのです。

たとえば悲しい時には悲しく切ない曲、
イライラしている時にはアップテンポの曲、
気分が落ち込んでいる時にはダークな曲など、

自分の気持ちに合った音楽を聴くことで、
ある種のカタルシス効果をもたらして、
今の負の気持ちを浄化させてくれるのです。

特に気持ちの不安定さが強い場合に効果が高まります。

一方、音楽で気分が誘導されることも実証されています。
どういうことかというと、
たとえば悲しい時に明るい音楽を聴くと
悲しい気持ちから明るい気持ちへと変わるという感じです。

しかし、これについては
負の気持ちが軽い場合に有効なことが多い反面、
負の気持ちが重い場合には効果がみられないこともあります。

要するには、どのような音楽が効果的なのかは、
今の気持ちの程度によって変わってくるわけです。

なぜ気持ちの程度で変わるのかというと、
これには人の性質が大きく関わっています。

非常に辛い気持ちの時には、
何をするには億劫であったりと無気力感が強く、
自分で行動を起こして気持ちを無理矢理上げようとしても、
より労力がかかってしまうために、なかなかできません。

また、人は誰でも共感・同調されると嬉しいもので、
共感を得られる音楽は自分で無理に気分を持ち上げる必要ありません。

このような理由から、
辛さが非常に強い時にはその気分に応じた音楽が、
辛さが軽い時には気持ちを持ち上げる音楽が、有効なのです。

音楽は私たちの心に大きく作用し、辛い気持ちを和らげてくれます。
辛い時には塞ぎ込みがちですが、
今ではYoutubeなどで手軽に聞けますので、
辛い時はぜひ音楽を活用してみてくださいね。


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