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『世界はうつくしいと』 長田弘

「ことばが信じられない日は窓を開ける」

最近何か調子が悪かった。
今日は、髪を切って整えてもらい
整体で身体のコリをほぐしていただいた。
そして古本屋で買った長田弘さんの詩を
開いて読むと、ああ、そうだ。
これを求めていたんだと思い至る。
ある人たちはどうしても
ほぐせないこころのコリを
かろやかにほぐしてくれる。
それは美容師さんも、整体師
さんも同じ。そして詩人の
長田弘さんもそのような方たちの
中のひとりだ。だまされたと思って、
一度、試されてみてください。
そこに
深呼吸をする前とは、違う自分が
いることに気がつくはずです。


『ことばが信じられない日は、
 窓を開ける。それから、
 外に向かって、静かに息をととのえ、
 齢の数だけ、深呼吸をする。
 ゆっくり、まじないをかけるように。』


今日の一冊

世界はうつくしいと 長田弘著 みすず書房


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