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写真家 MARC RIBOUD
『マルク・リブー』1923ー2016 フランス生まれ。1950年代から世界中で精力的な活動を続けた現代を代表するフォトジャーナリスト。
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簡単メモ
✴︎1950年代から2000年代にわたって撮影されたサイン入りのオリジナルプリントが60点見ることが出来ます。
✴︎写真家集団「マグナム」の創始者、H・C・ブレッソンやR・キャパらの同志である。
✴︎その作品は、米紙「N・Yタイムズ」、英紙「タイムズ」、仏紙「フィガロ」、独紙「シュラルン」、日本の新聞・雑誌など、世界各国の紙面を飾ってきた。
『どれが最高傑作かと尋ねられたら、「明日それを撮りたい!」と答える。』
『もし私の生きることへの味わいが薄れたら、私の写真は色褪せる。なぜなら、写真を撮ることは100万分の1秒毎、激しく人生を味わうことだから。』
Mark Riboud
展覧会より引用
感想:彼が撮った人達は、ウィンストン・チャーチル、毛沢東、サルトル、カストロ、昭和天皇、ピカソ、ホー・チ・ミンなどそうそうたるメンバーだ。
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しかし上のエッフェル塔のペンキを塗る男を見たらわかる通り、普通の庶民を取る眼差しも有名人を取る眼差しも同一の視点で撮っているのが分かる。
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彼が写真を撮っている時に意識していた姿勢。それは、「偉人を撮る時はふつうの人を撮るかのように、反対に、ふつうの人を撮る時はあたかも偉人を撮るかのように」そのように撮っていたのではないだろうか?そのようなあたたかい眼差しが彼の被写体を見ていると感じられてきたのであった。
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「写真は、仕事というより情熱、
むしろ執念に近い。」
マルク・リブー
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時代の証言者MARC RIBOUD展 マルク・リブー2024.2月18日(日)ー5月26日(日)10:00〜18:00(入館は17:30まで)月曜休館(但し、4/29、5/6は開館)
何必館・京都現代美術館
Kahitsukan・Kyoto Museum of Contemporary Art) 京都市東山区祇園町北川271
主催公益財団法人 京都現代美術館
✴︎入館料 一般1,200円/学生1,000円
✴︎記念出版「マルク・リブー写真集」3,500