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コンフォートをゾーンを出てみたら、豊かさが待っていた話

こんにちは、ハンドメイド作家のsarariです。

先週、約8年ぶりくらいにカラオケに行きました。



旅行がキャンセルに!その代わりにプレゼントした「遊びの時間」

きっかけは本当に意外なところからやってきた。

まず、今月予定していた京都旅行がなくなったこと。

数カ月間ずっと楽しみしていたことなのですが、ペットが体調不良になってしまい、その看病があるので旅行に行くことを諦めたのです。

でも、それだけでは何となく嫌だった。

「旅行に行けなくなっちゃった」のなら、代わりになるような楽しいことを自分にプレゼントしたいと思ったのです。

そんな時、旅行に行けなくなった時期と、夫が親知らずを抜くために休日を取った時期がちょうど重なり、私は「カラオケに行こう!」と決断しました。(抜歯を終えた夫がインコの様子を見てくれるため、長時間家を空けることが可能になったのです。)


一人で遊ぶためにお金を使うことがもったいなかった

これまでの私はずっと家にいるばかりで、「一人で遊びに行く」ということをなかなかしませんでした。

理由はものすごくシンプル。

「一人で遊ぶためにお金を使うことがもったいなかったから」です。

なのでお買い物をするにしたって「家にあるものでどうにかできるなら買わなくていい」と極力お金を使わなかったし、カラオケだけでなくゲームセンターや旅行などの「遊び」「経験」にお金を使うなんて考えもしませんでした。

その「もったいない」を最初に破ったのは、先月のこと。

たしか物凄くストレスが溜まった時の事だったと思います。


人生で初めて一人でゲームセンターへ

ちょうど外出の予定があって、用事が済んだ後に時間ができ、それはもう突然に「そうだ。ゲームセンターに行ってみよう」と決めました。

どうしてそうしようと思ったか、自分でもサッパリ分かりません。

突然、「ゲームセンターに行ってみよう。平日で人も少ないから、のびのび遊べるはず」と思ったのです。

UFOキャッチャーで遊ぼうと思っていたのですが、そもそもUFOキャッチャーが苦手で片手で数えることしかやったことがなく、ひとつのぬいぐるみを取るのになかなかお金が掛かるだろうとも思っていました。

それなのに友達と電話をしながらぶらぶらとゲームセンターを歩いて回って、心惹かれる可愛いぬいぐるみが置いてあったコンビニキャッチャーというものに初挑戦。

そもそもUFOキャッチャーですら一度も景品を撮れたことが無いのに、挑戦したのは全く触ったことも無い機械。

でも目の前にあるぬいぐるみはとても可愛かったし、ふとこう思いました。

「京都に行く予定のお金があったんだから、ゲーセンで遊ぶくらいいいじゃん!」

「えいやっ!」と勇気を出して「遊びにお金を使う」ということに挑戦したのですが、予想外にぬいぐるみが取れちゃったんです!

よくゲームセンターに行く友達に「これくらいの回数で取れたよ!」と話したら、「その回数で取れちゃったの!?すごい!私がそれやるともっと掛かるのに!」なんて言って貰えて嬉しかった。

ビギナーズラックかもしれませんが、狙ったぬいぐるみを取れたこと、予想外に少ない回数で取れたこと、そして何よりも、すごく楽しかったこと(!)、それがとっても嬉しかったとをよく覚えています。


コンフォートゾーンを出た

「コンフォートゾーンを出た」

そういう感覚でしょうか。

コンフォートゾーンとは「自分が安心できる、自分のコントロールの下にある、と感じられる領域」のことを指す言葉ですが、引き寄せの世界などでは、このコンフォートゾーンから出る挑戦をすることが推奨されていることをよく目にします。

思いがけず、私にとっては「ゲームセンターに行くこと」、つまり「遊びにお金を使うこと」が、それに該当したのでしょう。

この「ゲームセンターで遊ぶ」という経験があったから、「カラオケに行く」という決定も勇気を出して、でもすんなりと出来た気がしています。


自分が望む感情を、小さなことであっても日々丁寧に意識して感じること

8年ぶりのカラオケはそれはそれは緊張しましたが、それはそれは楽しかった!

正直、遊びにお金を使うことに慣れていないので、お金のことを心配していた気持ちもあります。

でも先日のブログで書いた通り、遊んだ後に臨時収入がどんどんやってきたのでその心配もクリア!

カラオケがあまりにも楽しくて、終わってから迎えに来てくれた夫に「どうだった?」と聞かれてた時に「ものすごく楽しかった!また明日すぐにでも行きたいくらい!」と言ったところ、なんと、翌週にまた行けることになったのです!

「来週、親知らずを抜いた後の抜糸のために会社を休むから、その時にまた行ったら?送っていくよ」と夫が言ってくれて、本当に嬉しかった。

さらにさらに、来週は結婚してから初めて「友達と夜まで遊ぶ」という経験もする予定です。

これまでは自分ひとりの「遊び」に全くと言っていいほどお金を使わなかった私。

思いがけずゲームセンターで「遊びにお金を使う」という経験をしたことで、コンフォートゾーンから少しずつ出られるようになってきました。

その結果、価値観が広がり、世界も広がって、人生がより豊かになった実感があります。

「豊かである」と決めて、日々豊かさを感じていたら、お金の面だけでなく、時間の使い方も豊かになってきた。

自分が望む感情を、小さなことであっても日々丁寧に意識して感じることがその鍵になる。

遊びを通してそんなことを学んだ私だったのでした。


sarari


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