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笹舟に乗せて、青空に~エニシング・ゴーズ🚢の大千秋楽

 一日千秋の思いで待ちわびた「エニシング・ゴーズ🚢」の博多座公演。 コロナ禍により、わずか7日の東京公演ののち全公演が中止され、幻となってしまった。  紅ゆずるさんはじめキャストの方々、スタッフさん方、この舞台に懸けてこられた皆さんの心中はいかばかりだっただろう。  東京の明治座、名古屋の御園座、大阪の新歌舞伎座、そして博多座での公演を心待ちにしていた大勢のファンの嘆きや寂しさ。  2021年10月5日午後、本来ならば博多座で大千秋楽を迎えるはずのころに、紅ゆずるさんのメッ

    • 消えることのない憧れ~『レオニード様』(オルフェウスの窓)

       スカイステージで1983年の星組公演「オルフェウスの窓・イザーク編」が放送された。脚本・演出は植田紳爾氏、イザーク役は瀬戸内美八さん、ユリウス役が峰さを理さん、クラウスは榛名由梨さんが演じておられた。原作の第一部と第二部の冒頭、それと完結編を合わせた流れ。懐かしくなって、最終巻を読み返したり、ネットでブログ様を検索したり、久々に「オルフェウスの窓」絶賛思い返し期である。  しかし、ここで書こうとする「憧れ」の対象は、このお芝居に出てくる人物ではない。原作の第三部・ロシア編に

      • 「熱海五郎一座」でこぼこ覚え書き・2

        「熱海五郎一座」の覚え書きの続きを書こうと思いつつ、何ともう一カ月半経ってしまった。「エニシング・ゴーズ」の初日を控え、ゲネプロ画像にタミがワクワクしている今夜。楽しかった熱海五郎一座のことを、でこぼこながら書き上げて、気持ちのまとめとしたいと思う。  三宅座長さんはじめベテラン陣、横山由依さん、ESTの皆さんの演技も素晴らしくて、笑いに次ぐ笑い、劇中人物ひとりひとりに親しみを感じながら楽しく物語を追った。皆、人間味あふれる、愛すべき人たち。「なかの人」のイメージもだぶらせ

        • 「熱海五郎一座」でこぼこ覚え書き・その1

          ゆずるさん🐣のブログで、「エニシング・ゴーズ」お稽古に向かうお写真がアップされた。女優さんとしての初主演作品となるミュージカル、ご本人の意気込みも決意も並々ならぬものであると感じさせる、きりりとした表情。「熱海五郎一座」の千秋楽から数日、まだまだタミの気持ちは余韻に浸っているけれど、ご本人はすでに新しい段階へとしっかりと歩み出しておられる。 今さらのような気もするし、タミの皆さんのブログやツイートはどれも秀逸で、本当に公演の様子や感想については、もう改めて書く必要はないくら

          始めてみました。

          ツイッターに呟くのは大好きだけど、ちょっといろいろまとめてからアップしたいな……と思うこともしばしば。 また、長文になると、タイムラインを圧迫してしまうんじゃないか、と思ったり。 そこで、noteを始めてみました。

          始めてみました。