ラムズヘッドについて
今回はビッグマフにおける、V2と言われるラムズヘッド期についてです。
panel右下のロゴが由来とされているようです。
筐体サイズは、以降3rd~現行まで、同サイズのものになります。(ロシアン除く)
私の個体は上パネルがSUS t=1、底板はアルミ t=1.5です。
このモデルはカラーバリエーションが多いのも特徴でしょうか。
ちなみに、こちらは後期型のモデルになります。
ジャック等はトライアングルとほぼ同等でしょうか、POTはCTS製。
トライアングル期と比べて基板サイズ、基板レイアウトが新規設計されていますね。
定数、パーツは違いますが、回路変更はありません。
こちらのモデルは、電解コンデンサが死んでいたため、交換しています。
音はトライアングルとは趣が違っていて、かなりディストーションに近い音色となっていますね。
扱いやすいですし、好きな方も多いのではないでしょうか。
この時期の物は、クローン、コピー物も多いので、オリジナルに拘らなければ選択肢も多く、代用として問題ない物も多いですね。
こちらはトランジスタにBC239Cがついているのですが、Dinasour Jr のJが使っているものが、BC239Cが乗っているものだとか何とか、、
当たり前の話ですが、回路はトランジスタのみならず、
バイアスも大きいと思いますが、音色としては定数など他要素の起因も大きく、トランジスタが同一だから〜と言った事は特に意味のない話と考えております。
回路的にも、後期ラムズとしては、一般的なのかなと思います。
この辺の時期では、ロットでの差異などもあまり大きくないのではと推測できます。
このモデルに関しては、最初ひどいブチブチバリバリの音がしていて、
それを直すのに苦労した記憶しかないです、、
(その原因が電解コンデンサ劣化でした)
今回載せているラムズヘッドもVT-STUDIO様のRam’s Head & US Muff編で弾いていただいているので、是非。
https://viewtorino.studio/ep/17
VT-STUDIOではあと2話分ほど、ビッグマフの回があるようなので、非常に楽しみですね。
18/12/12