インドの思い出【死んだあの子に会える奇跡】
インドにはたくさんのストリートドッグがいるんです。
つまり、野良犬。ストリートドッグって言い方にハッ!とさせられましたよ。ストリートチルドレンって、、、あぁ、、、底ら辺の事なんだ、と愕然。
昨年夏に愛する犬を亡くしてわたしは、インドの(と言ってもリシケシの)そこらじゅうに居るワンたちと触れ合いたいな。とは思っていたの。
彼等の環境は決して楽じゃ無い事も、産まれたとしても成犬になれるのはほんの一握りである事も、そこでわたしが何か与えたとしても焼け石に水である事も、
重々承知なんだけど、ただ頭を撫でるだけでもいいから互いに「愛を感じ合いましょう」と、積極的に触れ合いに行きました。
Instagramで出会った犬の写真をバンバン載せてるんだけど
その中で、出会った子。
知ってる人は「え?カナちゃんかと思った」と驚きます。
ウチのダンナも「年とったカナチコみたいだね。」って言ってましたよ。
まだ子犬だよ。
カナチコそっくりだけど、ご飯貰ったらすぐ自分の寝床に行ってしまった。
全員痒がっていたな。ホントは洗ってあげたかった。
ドッグフードは、だいたい200g〜300gくらいかな?90ルピーするんだよね。
90ルピーって言ったら、リキシャに9回乗れる。
あと20ルピー出したらラジャスター二のターリー食べれるよ!
90ルピーを毎日なんて、彼等が縄張りにしているリヤカー屋台のおばちゃん達が維持出来る水準にないよ。だからこんなにガッリガリ。
そしてわたしはリシケシで「ふきさん」に偶然会う。
彼女にはアメリカに住む妹さんが居て、妹さんはドッグレスキューの仕事をしていると聞いた。
インドのストリートドッグが妹さんを経由してアメリカに渡ったエピソードも伺って、その犬の名前は
『ナマステ』というらしい。
素晴らしいネーミング。
ナマステも身体の具合が悪くて、一時は死にそうだったらしいけど生き延びたという話しを、インドに至っては「それが普通」みたいな状況だから
うんうん。って聞いてたんだけどね、、、。
帰国して、ふきさんとSNSで更に更に繋がっていくうちに彼女のInstagramを見てビックリ、、、、!
ナマステがカナチコソックリなんだ!!😭😭😭
このふてくされた感じとか、特に、、、、😭
ふきさんとリシケシで一緒に過ごせたのは、わずか1日なんだよね。
たったその1日が、わたしの帰国劇へと繋がり、やがて思いも寄らなかった死んだあの子にも繋がる奇跡。
リシケシのアシュラムでわたしの部屋で話したあとに、ふきさんのルーフトップの部屋を見に行って、
あ、この子「はるお」っていうの。と紹介してくれたのが
IKEAの大人気ワンですね。
わたしもカナチコの友達として、購入していたんだけどアイツったらすぐ飽きやがって、押し入れにしまってたわ。
帰国後すぐ出して、先日のソロキャンプには一緒に行ったのよ。
こんなふうに痺れるシンクロが幾つもあって、
なんかさ「カーチャン何回でも会えるって❤️」ってカナチコから言われてるみたいでさ、、。
特別券貰ったような感じがする。カナチコ券♾
わたしのInstagramのアカウントはコチラ。
ちなみに、うちにも「はるお」が居てね。「陽に生きる」と書いて「はるお」
経絡人形なんだけどね!
今夜、志村どうぶつ園の追悼番組があってね、ずいぶん泣かされたよ。パンくんと志村さんの絆に。
・・・・ひとつだけ追記させて。
90ルピー払えるわけ無い。って書いたけどね。
わたし、3日置きくらいに通ってたんだよね。インドカナチコのところ。
わたしがあげ出したら、チャパティーを一緒にあげてくれる人もいてね。
渋滞で止まってるリキシャーからもクッキーみたいなのを渡してくれる人も居たよ。
世界はやさしいよ。捨てたもんじゃない。