して貰いっ放しになっていないか気を付けよう(347字)

して貰ったことは忘れ、して“あげた”ことは覚えているケースが多いかと存じます。“あげる”と言う言葉を使わないようにしよう、と心掛けますが、一朝一夕には身に付きません。ある言葉が口を付いて出る、と言うことは、思考が堆積してのことだと思います。

冠婚葬祭を筆頭に、その時大変お世話になっても恩を忘れる方が大多数でしょう。誕生日のメッセージ、助け舟を出してくれたこと、お土産を頂いたこと、折に触れ連絡をくださったことetc.ちょっとしたことでも○○○さんの顔が浮かんでのことです。何もしない人は、そのちょっとの行動に要する労力を知らないので、有難みに気付きにくいそうです。

して貰ったことを思い出すことは、温かな気持ちになれますし、この乱世に感謝を忘れずお返しの出来る方は際立った存在感を放つでしょう。

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