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お茶でもどうぞ|2024-11-21日記

長い長い眠りからの目覚めといった心地。あ〜よく眠れた。

今朝は茉莉花茶。ほのかに甘く、華やかな香り。花束を贈り、贈られる。祝福。
マスカットの爽やかな香り。香りは甘いが味わいはスッキリしている。マスカットを歯で齧る瞬間が、瞬間で、瞬間にある。瞬間微塵切り。

ベランダに出ると時期外れのトゥルシーがわんさか茂っていて、草花は惜しみないと感じる。

少し前に散歩していたら、コンクリートで塗り固められても亀裂から植物がのびやかに育っていたのをみて、かつて森の精のような方が「植物は環境に合わせて育ちます。」と話していたことを思い出した。たくましく、しなやか。

シーツやタオルケットを洗い、布団を干した。散歩もたのしみだなぁ。

昨日同郷の友人と話していたら「あなたの文章とても好き!どうしてあんな風に情景が浮かぶようにかけるんだろう。」と話してくれた。「自分がどんな状態でも、話ができる」とも言ってくれた。そうなのか。思いがけず嬉しい。響いている。

そういえば鯨の町でフィールドワークをしたとき、担当教授から「あなたの文章は臨場感がある」と言ってもらったことを思い出した。
たしか引率の院生と一緒にテープ起こしした文章を構成・校正するやり方を、切り貼りして教えてくれたんだった。
そうだ、そうだった。
ランダムで、ぶつ切り、点の(点も線も点でしかない)記憶が、ほつれて破れた衣を繕うように紡がれていく。
それにはこの書くという行為が、何役もかっている。うれしい、たのしい。

さぁて、今から散歩に出掛けるとするか。びゅーん!

今日もますます、ごきげんな一日を〇


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sakikawasumi
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