お茶でもどうぞ|2024-12-9日記
ぐっすり、目覚めスッキリな朝!
アラームなしでも起きることができるようになっていたが、すっかり寒さが堪えるようになったこの時期、必殺!二度寝をキメた。アラームがあって、ほんとうに良かった。
ちょっと、話してもいいですか?
今日は長めになります。
昨日、海水温熱セラピーを受けた。
海水を極強火に沸かし、その海水で蒸したタオルを全身に当てる施術。
脚→背中→肺・胃・腎臓→首→頭(栓がポン!と抜ける体感!)→顎→肩→脇・胸→丹田(ここMAX!起こす体感!)→脚→手
と、施術者の手によって海水がくまなく沁み込んでいく贅沢なひととき。
施術の締め、仕上げに、沖縄の希少な塩の結晶を頂いた。
はー!!むちゃくちゃ、きもちよかった!
お日様に照らされながら、海にただ漂う。
それだけでなく、全身しっかり海と太陽、水と火の超高速旋回トルネードのエネルギーが、瞬時に細胞一つひとつにビュン!と入っていく。
そんな体感だった。定期的に受けたい施術。
右腕が上がりにくかったのだけど、左肩の冷えが巡ったら右腕が楽に上がるようになった!
全部がひとつに繋がって、巡っていることを身を以て体感できた。
施術後、『てしごとブース』へ。
飲食店の仕込みで出た脂を使った手作り石鹸を梱包したり、紐を巻き取ったり、染め物などをする。
ただ"紐を巻き取る"単純な作業だけれど、わたしは編む工程を踏まえて、どの位の大きさまで巻き取ればいいかを考えながら巻いた。
日々、一日、一時間でも感情は、ウキウキ、わくわくしたかと思えば、何かわからないけれどモヤッとしたり、イラッとしたり、メソメソすることもあって。
それをどうこうするというよりも、『てしごと』していると感情に構わず、たんたんと手が動き、目の前に出来上がったものが積み上がる。
今、此処が、一瞬一瞬が、無心になっていく。
参加者はおとなも子ども年齢問わず、みんな輪になって『てしごと』をする。
子どもたちは紐巻き、石鹸梱包、PPバンド籠をサクサクと編み上げていく。
一つひとつをしっかりやりきり、ほこほこしたお顔で帰っていった。
家族も一緒に参加したのだが、折り紙も苦手と言っていたのにPPバンド籠に挑戦していた。
しかし、なかなか苦戦していて手が止まったまま、周りの人の手助けをしていた。
(家族らしいな。)と眺めながら、わたしはしばらく様子を見守ることにした。どうやら人々との掛け合い、語り合えることを楽しんでいる様子。
どうにかこうにか作ることができる人にならって試みるものの、やはり難しいようだった。
正直、わたしもそんなに編むことは得意ではなくむしろ、苦手なのでどうしようかと思ったが、せっかくはじめたことなので、これを機に家族総出(二名)で仕上げてみることにした。
わたしたちがああでもない、こうでもないと掛け合いながら紐解き、編み直していると、近くにいた女子が「あー!そこの二人ー!イチャイチャしてるー!」とツッコミが入り、どっと輪に笑いが湧いた。
なんとか半日仕事で編み上げた!
周りの人々も「やったねぇ!よかったねぇ!」と声をかけてくださり、拍手喝采だった。
上手も下手も、得意も不得意もなく、それぞれがそれぞれに持ちつ持たれつ、お互い様の世界。うれしかったし、あたたかかった。
参加者のなかには「何が何でも仕上げます!午後からの予定はキャンセルします。」と仰った方もいて、見事な作品を仕上げて帰られた。
『てしごと』は、人それぞれ、物事や人とのかかわりや向き合い方が現れるなと思った。
そこに、善し悪しはなく、そのまま現れる。
ただ、それだけのこと。
『てしごと』は、芸術作品だと思う。
今日も、ますますごきげんな一日を〇