『夢をかなえるゾウ1』読了・・・
夢をかなえるゾウ、読み終わった~
人生でちゃんと読み切った本が10冊ほどしかなかったので、久しぶりに本を読み切ったというだけで達成感がありますが、さらにこの本、とても心に残る本だったので、いい本に出会えたなという初めての感情・経験を得ることができ、感無量です・・・。
ガネーシャは現実を変えてくれない?
なんだこの小見出しは!
そもそも現実を変えたいのに神に頼ってんじゃねえ!
って思う人もいるかもしれませんが、、、
本を読み始めた当初の私は、
このガネーシャってゾウの神様が私を変えてくれるんだ!
と、淡い期待に胸を膨らませていました・・・。
ガネーシャの課題、数えたら24個かな。それをこなすことで成功に導かれるんだ!って完全に受け身で、脳内お花畑でした。次の章で25個目かな?と思いきや、唐突に突き放してきたガネーシャの言葉。
あれは衝撃でした・・・。
えっ・・・?!
人生を変える秘訣を教えてくれるんじゃないの?!
この課題をコツコツこなしていけば、
人生が変わるんじゃなかったの?!?!・・・みたいな。
そう、現実を変えるには、
自分で行動して経験するしかないんだということを、
ガネーシャは教えてくれました。
まんまと、この本には感情を揺さぶられました。
学んだこと1:己を知れ
自分は、いったい何が好きなのか。
何をしている時、何を考えている時が一番楽しいのか。
どんなことに熱中してしまうのか。
人は、嫌なことや苦手なことで大きな成果を遺せないだろう。
好きこそものの上手なれ。
本当に心から楽しんで熱中できることこそ、
自分が大きな成果を出せる、個性を発揮できる舞台なのだ。
人に聞くのも良い。
私は、何が得意で、何が苦手なのか。
学んだこと2:足るを知れ
足りない、足りないと思う人は、満たされない。
この世を形作っているすべてのものに感謝する。
モノは大切に使い、手入れをする。
身近な人には感謝して、大切にして、喜ばせる。
節制すること。自分の欲に負けないこと。
自分の欲を満たしているうちは、自分にベクトルが向いてる。
そのままでは、いつまでたっても、満たされない。
自分で自分をコントロールすること。
自分の習慣を変える。その積み重ねで、人生が変わる。
学んだこと3:行動せよ
人生で成功するには、まずは本を読むのも良いだろう。
問題は、それを実行して、実際に経験して、自分で学ぶかどうか。
今日から、今すぐ、実行に移せるかどうか。
Just Do It!って、シャイア・ラブーフに怒られそう。
ガネーシャ直伝の人生が成功する方法、なんてものはなかった。ガネーシャが与えてくれた課題は、主人公の家の本棚に眠っている本にも書かれていることだった。成功の法則が書かれた自己啓発本はこの世にたくさんある。
中学生のころ、家にあったアインシュタイン150?151?の言葉とかいう本が家の本棚にあって、その中で唯一今でも覚えている言葉がある。「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」だったと思う。その言葉を思い出した。
学んだこと4:観察せよ
相手を知れ、でも良いんだけども。
自分以外のモノごとにベクトルを向けること。
相手の自尊心を満たしてあげることが成功につながる。
自分以外の人が、どうしたら喜んでくれるのか。
何を好き好んで、楽しんでいるのか。
何に困って、どんなサポートを求めているのか。
成功している例を真似ることで成功に近づく。
どんな人や、お店や、組織が成功しているか。
どんな振る舞いが人から好感を得られるか。
人が何を期待しているか。
学んだこと5:前向きであれ
嬉しくないと思うような出来事が起こっても、
ラッキー、と口に出して、観点を変えること。
明るく、楽しい空気を生み出せる人になること。
そんな人の周りに、人が集まってくる。
人生、くよくよしてる暇なんかない。
自然の法則には、そういうもんだと開き直るしかない。
自分がワクワクできることを考えて、
それが、どうやったら自分以外の人も魅了できるか考える。
きっと、人のために、明るく・楽しく頑張っていれば、
人が集まり、認められ、自分も満たされるようになる。
本を読み終えた感想
些細なことでも良いから、
自分の習慣・考え方を変えるところから、
人生は変わっていく。
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
↑ヒンズー教の教えらしいですが、
正に、これの通りだな、と。
さて、学んだ気になって満足しない!
具体的に何かを始めたり、やめたり、
行動して、経験しましょう!
いや~、本当に良い本に出会えた!
読んだ後に、前向きになれた!
人生を楽しもうって思えた!
また違う本も読んでみよう!