サランラップ

27歳 独身 会社員です。 言語化すること、アウトプットすること、 感性を磨くこと、表現の幅を広げること、 他人の意見や感情に触れること、認め合うこと そんなことがしたいです

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最近の記事

『夢をかなえるゾウ1』読了・・・

夢をかなえるゾウ、読み終わった~ 人生でちゃんと読み切った本が10冊ほどしかなかったので、久しぶりに本を読み切ったというだけで達成感がありますが、さらにこの本、とても心に残る本だったので、いい本に出会えたなという初めての感情・経験を得ることができ、感無量です・・・。 ガネーシャは現実を変えてくれない? なんだこの小見出しは! そもそも現実を変えたいのに神に頼ってんじゃねえ! って思う人もいるかもしれませんが、、、 本を読み始めた当初の私は、 このガネーシャってゾウの神様

    • 『夢をかなえるゾウ1』を読み始めた

      この本を読むことにしたきっかけ 「最近、人生が楽しくない。」 「どうせ、私なんか何者にもなれず死んでいく。」 「今を頑張って生きているのが無意味に思える。」 先日、親友と思える相手に、電話でぶつけた。 今になって思えば、大変身勝手な電話だった。 親しき中にも礼儀ありというが、 その正反対のことをしてしまった。 その後ろめたさに苛まれたわけではないが、 彼が読書してみたら?と言ったのが意外で、 彼の言葉にワクワクして、 素直に「読書してみよう!」と思った。 私は、人生で1

      • 童心甦る懐かしの城

        今年の3月末、通っていた小学校が閉校した。 母校が統廃合されることで、超少子化を実感した。 卒業生や父母、地域住民向けに、 小学校の最後を見届ける閉校イベントが行われた。 ざっと15年ぶりの小学校に、童心が抑えられない。 自分の精神年齢に成長がないとは思っていたけど、 もっと幼くなれた。もっとガキに戻れた。 鈍くなって、霞んで、腐らせそうになっていた、 大切な何かを、思い出せた。 6年生の時に興味本位で立候補した放送委員。 とにかく目立ちたがり屋だった。 メイン舞台、お

        • あの日、あの時、あの場所で

          初めて登山をした。 頼れるイケオジ2人に、後輩の山ガール1人。 そして初心者の私。 イケオジAは、多趣味で交友関係も広い。ビーチバレー、テニス、登山と、知っているだけでも複数のコミュニティに所属していて、おそらくどこでも中心的な人物として場を回している。そんな姿が容易に浮かぶ。清潔感があって、ジェントルマンで、正直憧れる。年中、日焼けしていて、若々しい。多分、すね毛ツルツルだったはず。女性にモテるだろうなと思うし、とあるイケオバMは「世の男はイケオジAを見習ってほしい」とま

          あの空が忘れられない

          古宇利島の空は、 この目に映した景色の中でナンバーワンかな。 都会の喧騒を忘れて、 ただ眺めているだけで幸せを感じられた。 少なくとも、私の心は満たされた。 古宇利島を訪れたカップルは、 末永く幸せでいられるらしい。 ハートの形をした岩や、アダムとイヴの伝説は、 この地を訪れるカップルの胸を高鳴らせるだろう。 私は、あの島で過ごすことを楽しみにしていた。 あの旅の、メインイベントだった。 あの空が忘れられない。 さっきまでキャッチボールしてた海辺の広場、 もうすっ

          あの空が忘れられない

          『スローターハウス5』を読んで

          主人公ビリー・ピルグリムは、トラルファマドール星人と遭遇する。彼らは、時間や生死という概念から解き放たれている。それ以来ビリーは、自分自身の人生を行ったり来たり、まるで痙攣するように、無意識のうちに時間旅行する。ビリーは人の死に触れすぎた。機械人間のように「そういうものだ」と全てを受容していった。 . ドレスデンでは、死ぬことが義務付けられた。ヴォネガットの表現を借りれば、人々は、「死との義務的ダンス」を踊らされた。人の死は予定調和的に扱われた。トラルファマドール星人やビリー

          『スローターハウス5』を読んで