市議選もやんもやん
今月は地元の市議会選挙があります。
よし、現職の人たちが任期中どんなことをしてきたか見ようじゃないか!とサイトやらSNSやらを探す…え、こんなにやってる人いないの?と簡単に折れる。
それでも探してるうちに「あ、この人もやってたんだ」って人もいたけどホント片手で足りる人数だった。
後援会報を定期的に各宅に配布してくれる人たちは、何をやっているか、今何が市内の課題なのかなのを見たり確認したりすることはできる。市議会報でもこれは見ることができる。
巷で聞こえてくるのは「この人はいい人だから!」「お父さんにお世話になったから」。
おい、マジか。義理と人情で権利執行してるのか。
…でもそんなもんなんだろうな。
むしろそういう縁で繋がる人たちが立候補しなければ「誰この人。知らないから知ってる人に」ってなるんだろうなぁ。
戦略立てる人もそこは考えてるんだろうしなぁ。
あ、あと4年ごとにSNSが動いてる議員さんたち。オリンピックかと突っ込みます。
議員さんの情報発信って義務でもなんでもないからその人の考え方(自分からPRしなくても市民は見てくれる!とかかなぁ)によって違ってくるのかも。
でも発信してくれる人以外は、本当何やってるかほとんどわからん…
議会での質問の仕方とか、どれだけ市の状態を反映した質問をしてるかとか。議会のテレビ見ろって話なのかもだけど。議事録見るでも良いのかな。住んでるところの議事録見たことないな。
ここからは少し偏見。
議員さんが聞きやすいのは、後援会長さんみたいな地元の偉い人たちに集まった情報だったりするのかな。
昔で言う「村の長に相談じゃ」みたいな。
それこそ気軽に「村の長」に相談に行かれる感じなら集落の課題を反映しやすいのかもしれないけど、市とか町の規模で無尽とか寄り合いに20代30代の人たちが出ていくのもなぁ。
若い人でも実際出てきてる人はいるのかもしれない。地元の消防隊とか、お祭りの運営とかやるしょうかな。
考えてみればどこかでフィルターはかかるんよね。「これは議員さんに相談するような内容じゃない」とか。
警官や保健師さんの個別訪問や三河屋さんの御用伺いでもないし。
「何か生活で困ってることはありませんか」って議員さんが定期的に訪問してきてくれたら「そうねえ、あそこの道路がガタガタしてて通りにくいのよねえ」とか、「市役所に相談しても職員さんが状況を理解してくれなくて」とかはあるだろうけど、ある程度関係ができないと「コロナで給料が下がって生活が大変で」とかは言いづらいだろうなぁ。もちろんサラッと言える人はいるんだろうけど。
それが個別のことなのか、ある程度の割合(これの範囲も人によって変わってくる)の人が言ってるのかによっても違うし。
「後援会やそこに近い人たち、自分を応援してくれる人たちが言ってること。自分が得意な分野だから」ってなるのは人の気持ちとして分からなくはないんだけど、なーんか違う気がする…。
得意分野は「よっしゃやったるで!」の方が頼もしさはあるけどそうじゃない相談や困りごとの方が多かったりもするしなぁ。
議員さんが「これは大したことじゃないな」っていう判断の基準ってなんだろう。その人の定規はあるのかもしれないけど。
「これは無視できん」ってなれば「市役所で詳しい話を聞いてみよう」「実際に活動してる人たちの話を聞いてみよう」みたいになるのかなぁ。
そんなこんなで夜8時までは「〇〇でございます」を聞く日々が始まってます。
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