責任感が希薄なビジネスパーソンが陥る錯覚
管理職になりたくないビジネスパーソンが増えているというニュースを見ます。管理職になりたくない理由として「責任が重いから」が常に上位にあります。この理由を見て、そのビジネスパーソンの中で何故「責任が重くなるのは管理職から」という謎の理論が成り立っているのか、といつも思います。
「責任」とは何か
「責任」を調べると次の意味が出ました。ビジネスシーンにおいては主に1が該当し、1が期待通りにいかなかった際に、2を負うかと思います。
仕事における任務・義務ですが、私の解釈は次の2点です。
① 任された範囲/領域に対し、求められる水準にコミットする
② 自らが実行したことをステークホルダー※に説明し理解・同意を得る
※上長、同僚、他組織のメンバー、顧客、取引先など
責任感が希薄なビジネスパーソンが陥る錯覚
前述の2点を前提とすると、誰しもが仕事で重い責任(任務・義務)を担っており、その責任の対価として給料・報酬を得ています。この構造を理解できているビジネスパーソンは「責任が重くなるのは管理職から」と考えず、常に責任感を持ちながら仕事に取り組んでいると考えています。
反対に、上記の構造を認識せず普段から責任を意識していないビジネスパーソンは「管理職になった途端に責任が重くなる」と錯覚し、その結果「管理職になりたくない病」にかかってしまう、というのが持論です。
自身が担っている責任は何かを明確にし、その責任を果たすことを常に意識して仕事に取り組むことが、ビジネスパーソンとして大成するために必要な要素でしょう。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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