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責任感が希薄なビジネスパーソンが陥る錯覚

管理職になりたくないビジネスパーソンが増えているというニュースを見ます。管理職になりたくない理由として「責任が重いから」が常に上位にあります。この理由を見て、そのビジネスパーソンの中で何故「責任が重くなるのは管理職から」という謎の理論が成り立っているのか、といつも思います。

「責任」とは何か

「責任」を調べると次の意味が出ました。ビジネスシーンにおいては主に1が該当し、1が期待通りにいかなかった際に、2を負うかと思います。

1. 立場上当然負わなければならない任務や義務。
2. 自分のした事の結果について責めを負うこと。特に、失敗や損失による責めを負うこと。
3. 法律上の不利益または制裁を負わされること。特に、違法な行為をした者が法律上の制裁を受ける負担。主要なものに民事責任と刑事責任とがある。

goo辞書より引用

仕事における任務・義務ですが、私の解釈は次の2点です。
 任された範囲/領域に対し、求められる水準にコミットする
② 自らが実行したことをステークホルダー※に説明し理解・同意を得る

 ※上長、同僚、他組織のメンバー、顧客、取引先など

責任感が希薄なビジネスパーソンが陥る錯覚

前述の2点を前提とすると、誰しもが仕事で重い責任(任務・義務)を担っており、その責任の対価として給料・報酬を得ています。この構造を理解できているビジネスパーソンは「責任が重くなるのは管理職から」と考えず、常に責任感を持ちながら仕事に取り組んでいると考えています。

反対に、上記の構造を認識せず普段から責任を意識していないビジネスパーソンは「管理職になった途端に責任が重くなる」と錯覚し、その結果「管理職になりたくない病」にかかってしまう、というのが持論です。

自身が担っている責任は何かを明確にし、その責任を果たすことを常に意識して仕事に取り組むことが、ビジネスパーソンとして大成するために必要な要素でしょう。


以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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