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これ ほどに。

夢の続きを見るには覚醒しすぎてて。
夢のはじめから辿るなんて途方に暮れそうで。

目に映るもの、それだけで。
それだけで心透かされて満たされる、そんな心地よさを、こんなにも、こんなにも欲してるのに。

私はその先の、どこか、何かへと心の導線を延ばし、それをどこに繋げたらいいのかなんてこともわからずに、延ばし、もうその先端がどこへ向かってるのか、どこにあるのかもわからず。

そして焦燥感に襲われる。

そんな自分を「イタイナ」なんて思いながら、結局目の前に映る今日この景色に救われたりなんかしてる。


シオン

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