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ネオンは灯っていませんが、スナックありますスリランカ

カレー以外の食べ物も

「スリランカって、カレー以外の食べ物あるの?」
スリランカの料理を想像して発せられるのは、こんな台詞。

そう、スリランカといえばカレーのイメージ。そして、わたし自身カレーのことばかり語ってきましたが、もちろんカレー以外の食べ物もあります!

例えば、スリランカンが軽食に摂るいわゆるスナック的な食べ物。これには、本当に美味しいものが多く、機会があればぜひ食べてみていただきたい。

スリランカではこのスナックのことを「ショーツ・イーツ」(short eats)とも呼び、朝食と昼食の間、または夕方などに軽食として食べます。他にも誕生日パーティーや法事などの行事、祭日にもよく登場します。

種類もさまざまでテイクアウトもでき、軽い朝食代わりに、またおやつや夜食にと使い勝手が良いです。

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スナックの代表選手を紹介

カトゥレット(コロッケ)
ツナやサバ缶を使った丸いコロッケ。ビールのおつまみにも最高です!誕生日パーティーや法事などの行事、祭日などにもよく登場します。写真は現地の家庭で揚げたもの。歪な形も味のうち。

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ロールス(春巻)
柔らかい揚げ春巻き。中身はカトゥレットに近いですが(同じものも)、長いのが特徴。他にも三角形をしたものもあります。写真は日本で食べた三角形のチキン・ロールス。美しい!

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ワデー(豆の揚げ物)
レンズ豆を潰して玉ねぎや青唐辛子、カラピンチャ(カレーリーフ)を混ぜて揚げたせんベいのようなもの。外はカリッとしています。エビがのれば、豪華な「イッソ・ワデー」。「イッソ」とはエビのことです。これも、おつまみにも最高♫

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柔らかく、フワッとした食感のワデーも。

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マールパン(魚カレーパン)
マールとはシンハラ語で「魚」のこと。鯖、玉ねぎ、ジャガイモなどを辛く炒めた具を包んだパンで、写真ではいまいちわかりませんが三角形がトレードマーク。わたしはこれが大好物。現地の味を再現しようと、昨年は何度も挑戦しましたっけ。

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スナックパラダイス、スリランカ

このように、スナック類は家庭でも作りますが、お店で買って食べることも多いです。軽食を出すお店で甘いキリテ(ミルクティー)と食べると、もう最高。ちなみに「キリ」とは、スリランカの公用語であるシンハラ語で「ミルク」の意味です。

こういうお店は現地ではレストランと呼ばず、ホテルと呼びます。シンハラ語しか通じないことが多いですが、ガラスケースや鉄板に並ぶ食べ物を指差せば事足りるため、意思疎通にも苦労しません。

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また、道路脇の露店で買って街歩きのお供にするのもよし。街のあちこちに露店が出ていて、手軽に買うことができます。ひとつ、おおよそ数十ルピー。日本円にして、数十円で食べられるのです。まさに、スナックパラダイス❤︎

カレー以外のスリランカ料理も、ぜひ味わってみてください。


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