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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅢ-3

前回、引越しから1年3ヶ月後の水廻りについてご紹介しました。

ドラム式洗濯機

前回の記事の中で12年間頑張って働き続けているドラム式洗濯機について触れました。
その記事から一週間後、電源ボタンを押した瞬間ブレーカーが落ち、その後洗濯機は動かなくなりました。
メーカーに状況を説明し、修理見積りを依頼したところ、¥48,000の見積りが届きました。
ドラム式洗濯機の寿命は約10年、2度の修理を経て12年間頑張ってくれました。

現代の三種の神器は、時短家電のドラム式洗濯機・ロボット掃除機・食洗機と言われています。
その中でも特に家事の負担を軽くしてくれるのがドラム式洗濯機だと思います。
新しいものが届くまでの手間を考えると少し目眩がしましたが、とにかく行動です。

3日後到着しました

偶然見ていたYouTubeでドラム式洗濯機の動画を見て、前回と同じパナソニックに決めました。
また7月と8月は洗濯機が一年で一番安く買える時期と聞き、早速一番近い家電量販店に向かいました。
目的の商品は、パナソニックのキューブル、色は黒の一択と決めていました。
家電は黒で統一すると決めています。また佇まいがすっきりと整っていることも選ぶ時のポイントでした。

お手入れモード付き

販売員さんの説明を聞き、キューブルではなくパナソニックNA-LX127BL-Wを購入しました。
あっさり変更したポイントは乾燥方法の違いです。
キューブルはデザイン重視のため、ヒートポンプ乾燥機能が搭載できないと説明され、納得して諦めました。

低温風(約65℃)で衣類を傷めずスピーディーに乾燥するのがヒートポンプの特徴です。

デザイン重視も私にとって大切なこだわりですが、タオルやリネン類を傷めることなく、ふんわりと仕上げる機能に勝るものはないと思いました。
これからの10年間、毎日を快適に過ごすための道具です。
デザイン面に多少妥協することがあっても良いのかもしれません。
さらに今回、洗剤自動投入機能と15℃から60℃までの水温設定機能を選択しました。
デザイン面を諦めた分、機能性に軸足を置きました。

洗剤自動投入
乾燥機のフィルターはステンレス製

洗剤自動投入機能のおかげで
洗濯機上収納からボトルの類が消えました。詰め替え用洗剤のストックを一種類ずつ揃えておきます。
ボトルを無くすだけで一気に棚がスッキリとしました。 
今回、ドラム式洗濯機を買った時のサービスで洗剤を半年分と柔軟剤も2ヶ月分いただきました。
手持ちの洗剤の類を入れた状態でもこのボリュームです。
自動投入機能は上位機種にのみついています。
最初は要らないかな?とも思いましたが、使い始めるとその便利さは想像を超えます。
時短を重視する人だけでなく、洗剤を入れすぎてしまう人や適切な量を測ることが苦手な人にお勧めしたい機能です。

ボトルがなくなりました

ちなみに洗剤によって自動投入基準量が異なります。
水30ℓに対してナノックスは10mlですが、アリエールは30mlです。洗剤の濃度の違いだと説明されました。ドラム式洗濯機には濃度の高いものがお勧めだそうです。
価格は、発売当初より約9万円安くなりました。

浴室

浴室から無くしたもので、一番大きなモノが風呂蓋です。
引越し前のユニットバスと同じ、くるくると丸めるタイプの蓋です。

ふたを閉めた状態
排水口カバーも外しました
この小物棚も外しました

風呂蓋の溝についた汚れはなかなか落ちません。カビキラーや浴槽につけて漂白する錠剤など試してみましたが、元の白さに戻ることはありませんでした。
壁もパネルの継ぎ目やコーナー、さらに浴槽との設置部分などに発生するカビも落としにくい汚れでした。

洗濯機と壁の隙間に仮置き中

さらに汚れがこびりつきやすい素材の排水口カバーも外して片付けました。

外した排水口カバー

排水口カバーを外すとステンレスの目皿が剥き出しの状態になります。ここに溜まったゴミを毎回片付け、さらに目皿の下の排水口の掃除を気がついた時にすることで浴室にカビが発生することがなくなりました。この一年、カビキラーのお世話になったことはありません。
ただ、2ヶ月に一度煙がでるタイプの防カビ剤を使ってケアをしています。
床、壁、天井、浴槽に至るまですべてが白のユニットバスです。常に真っ白な状態をキープしたいと思っています。
何も置かない小物棚も外しました。

ユニットバスの色選びについてアドバイスを1つご紹介します。
壁や床、浴槽を黒や濃い茶色にするとラグジュアリー感が出るため、ホテルライクインテリアなど非日常性の演出ができます。
また、黒やダークブラウンの壁や床は、カビなどの汚れが目立ちません。危険なのは、目につきにくいカビや汚れを放置することだと私は思います。
さらに設備メーカーの担当者がデメリットとして必ず話すことは、皮脂や石鹸カスの存在です。濃い色の浴槽では特に皮脂が目立ちます。
またシャンプーなどで飛び散った石鹸カスが壁や床にこびりつき、白い汚れが目につくようになるとも説明されました。
その点を理解した上で選ぶことをお勧めします。

次回はキッチンですが、キッチンで一番変わったことは観葉植物の存在です。
初めてバジルを育てることにも挑戦してみました。

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