20代女子に知ってほしい英単語集 #セルフケア日記
セルフケア日記は、
私が20代だった頃に知りたかったこと、
30代になって試しているセルフケア、
アップデート途中の価値観などについて、
日々綴ります。
30代になって、だんだんと目が座ってきて、ようやく見えるようになった真実があります。(大げさ)
20代女子はめちゃくちゃウザ絡みされやすい。
30代になって、おじさんから説教をされたり、おばさんからお節介を言われたりすることが格段に減り、生きやすくなりました。特に職場で20代女子と一緒にいると、私を差し置いて、後輩がターゲットにされる様子を目の当たりすることが増え、客観的に見ることでより実感します。
ただ、私が20代だった当時は、嫌なことを言われても、自分に非があるのかな?わかってくれとは言わないが、そんなに俺が悪いのか?と、モヤモヤしていました。きっといま20代の方もそうなのではないでしょうか。
そんな20代女子が、心にダメージを負わないように、心にバリアを張る方法を考えてみました。
あなたが絡まれるのは、あなたがマ・ドンソクじゃないから
まず、根本的なお話を。20代女子をターゲットにしている、つまり、絡みやすい相手に絡みにいく行為は、絡んでいる側に原因があります。構ってほしかったり、ストレスのはけ口にしたかったり、理由は多種多様だと思います。ひとつたしかなのは、絡まれている側に原因がないこと。相手は反撃できない弱い立場の人をターゲットにするため、強いて自分の中に原因を探すならば、「属性が20代女子である」ということだけです。だって、あなたがマ・ドンソクでだったら、きっと絡まれていませんから。
逆に言うと、「あれ?これ私がマ・ドンソクだったら言われていないのでは?」と違和感がある場合は、100%相手が悪いです。
体を鍛えるなどでマ・ドンソクに近づくというのは、きっと最も有効な解決手段です。
しかし、道のりが遠すぎる・・・!日々、嫌な思いをしたり、「私が悪いのかな?」と自己嫌悪に陥っている女子たちにば、そのダメージを最小限にするのが急務のはず。
心にバリアを張るための英単語集
傷つかないように心にバリアを張る方法として、ウザ絡みの技の名前を知って、相手や相手の行動にラベルを貼るということをおすすめしたいです。
例えば、上司からの多種多様な圧力に「パワーハラスメント」という名前がついて、「これはパワハラだから、パワハラ上司が悪い」と理解しやすくなったと思います。
私の経験を基に、20代の頃に受けやすかったウザ絡みやハラスメントの一覧を記します。これらは私が思いついたポッと出の造語ではなく、すべて英語として海外でも通じる言葉です。
マンスプレイニング
頼んでもいないのに、男性が女性に説明やアドバイスをすることです。man(男)+explaining(説明する)の造語です。女性は自分より知識がない、と過小評価する女性蔑視が根底にあります。
数年前に、「ちょいワルオヤジ」ということばの生みの親が、シニア向けの雑誌で、「美術館で蘊蓄を語ってナンパする方法」を推奨して炎上した事例がありました。そんなに話を聞いてもらいたいなら、キャバクラに行ってほしいですね!
トーンポリシング
発言の内容ではなく、態度や言い方をあげつらう行為です。「そんなに感情的だと聞いてもらえないよ?」「そんな話し方だと議論にならない」などなど。
トランプ前大統領が、環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさんに「自分の感情のコントロールに取り組むべき。(中略)落ち着け!」と批判したのは有名な例です。そのあと、グレタさんは「大統領選挙で不正が行われている」との主張を続けるトランプ前大統領に、その言葉をそっくりそのまま返しています。
シーライオニング
本当は理解をする気はないのに、相手を疲弊させるために質問をしまくる行為のことです。質問の答えを知ることが目的ではないところがポイントです。
風刺漫画が基になったことばで、「シーライオン」=アシカが、「あなたの主張に関して、ぜひ議論をしたい」「主張を裏付ける情報源はあるのですか?」と、家までついてくる様子が描かれています。なぜアシカなのかは不明です。
ワットアバウトイズム
別の議題を持ちだして、話を封じ込める行為のことです。
痴漢被害について話しているのに、冤罪についての議論をふっかけるのは、よくある例です。もし、勤務しているお店で万引きが多発しているから対策を考えようと議論しているときに、「冤罪についてどう思うか」と持ちだす人がいたら、おかしいですよね。でも、そういうことです。
痴漢の話になると、脳がバグる人が多いのはなぜなんでしょうかね。
シーライオニングとワットアバウトイズムは、一見話し合おうとしているように見えるものの、まったく建設的ではなく、実際は相手の主張を封じ込めるのが目的である点が共通しています。このタイプのウザ絡みをされていると気付いたら、「おググりあそばせ」と告げて、その場を去りましょう。
知った上で、どう活かすか
いまは目が座った30代なので、「え、マンスプ?笑」と反撃しています。でも、20代の頃はできなかった。
私が20代の頃に心にバリアを張るためにやっていたのは、(20代に伝わるか分からないけど)ちびまる子ちゃんのテーマ曲「おどるポンポコリン」の「おなべの中から ボワッと インチキおじさん 登場~!」のメロディで「マンスプおじさん登場~!」「もっと変なあだ名をつけて、あとで女友だちに話そう。あだ名は何がいいかな」と考えながらやり過ごすことでした。
もちろん撃退できると良いですが、被害に遭いやすい人に対処を求めるのは、かなり酷。特に、相手が上司などの目上の人だと、やり返しづらいし。
その場から逃げたり、周りの人に助けを求めたりできるまでの間、せめて心が傷つかないようにしてほしいです。
あなたは悪くないんだよ。
みなさん、毎日忙しいと思うけど、自分を大切に。ご自愛ください。
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