⋆4⋆ 悪魔との対話・考えない人
憑依された時の注意点は「絶対に霊に対して哀れみを持ってはいけない」ということ。言い方悪いが、バカには言っても分からないと同じで、徹底的に跳ね返すこと。少しでもそこに同情や哀れみ、まして慈愛なんて持ったら抜け出すどころか、相手に食い殺される。
それを教えてくれたのは先生だ。
私は「助けを求めて来てる?」と同情心や諭して成仏させられるのではと思っていたが、先生にピシャリと「それは幼稚な考え」と言われた。さらに、霊団が人間社会も同じで、相手に自分と同じ綺麗な気持ちを願うのは幼い子供の気持ちだと、先生を通して伝えて来た。
え?そんな無情なことして良かったの?だって、どこかの宗教は「隣人を愛せよ」って謳っているのに…。と、目から鱗だった。愛すのではなく、跳ね返す強い力、それが「達観」することだったのだ。
そう考えると、そういう宗教って、人を邪気に憑依させ滅亡させるための、裏を返すと、悪魔の隠れ蓑に利用されているのでは?と考えるようになった。
そんなことを考えていたら、ナポレオン・ヒル著書「悪魔を出し抜け!」という70年程前に書かれた本を知った。彼が悪魔と対話した内容を書いたものだ。
悪魔曰く、悪魔はこの世界の98%の人類を支配しているとのこと。2%の人間は悪魔が支配出来なくて、それは「考える人間」なのだとか。具体的に言うと、調和が取れている空間や流されない人間には手出しできないらしい。
悪魔が一番人間を支配するための巧妙なトリックは「習慣の原理であり、その中でも流される習慣を作る」ことだと。「流される人間=自分の頭で考えない人間」ということ。
全て神のお陰、教祖様のお陰と崇拝(洗脳)させ、その習慣を作り、流される人間を作ることで、悪魔は支配しているのだと思う。宗教とはそもそも、何かを崇拝するものではなく、教えから、自分で考える知恵を与えるものだったはず。それをうまく悪魔に利用されてしまっている。
親友とその話をしていて、彼女がとても的確な言葉で分かりやすく伝えているのでここに記しておく。
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宗教とか精神世界って教えてもらうものでもない。自分で気付くものだと思う。自分で考えずに、考えなくてもいいように宗教という催眠術で人々を操ってる感じ。「これさえ信じていれば、あなたは救われますよ」って言って。そう考えると悪魔が宗教を利用して考えない人間を大量に作り出してるのかも。宗教の教えはどんな宗教だって決して悪いものではなかったのに、それを悪魔が利用してしまったから宗教戦争とかが起こっちゃう。
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さらに彼女は、「仏教とか精神論とかって悪魔が手が出しにくい、コントロールしにくい宗教なのかも。」とも言っていて、確かに仏教は絶えず「自分で気付けよ」と説いているし、絶えず内観させようとする。
私が仏教に癒され、特に空海様が好きな理由もそれだ。彼は、教えは自由自在であると説く。自分自身の心の持ちようで、教えはただの導きのみであり、導かれた後は捨てていけといっている。絶対の教えというものは存在しないからと。これこそが何にも縛られず依存することなく進むべき道であると。(秘密曼荼羅十住心論参照)
私は1度目の憑依体験から「今後は信じるか信じないかではなく、気付くか気付かないかで変わってくる」と思っていたので、今後は考える人が増えてくることを願っていた。
事実、そのからくりに気付き出した人が増えていると感じている。特に次元上昇が加速している今は昔と違って、気付きやすい時代に入っていると思っている。
悪魔が手出しできない人間とは、意識変容がうまく出来ている人で、絶えず心は「平和」で「Calm」である人。この世の真実に気付いている人ということになる。
と言っても、全てこの世は私だけしかいないので、とにかく「自分自身が平和である」これに尽きるということだ。
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「悪魔を出し抜け!」に興味が出た人は、この本をとても丁寧に解説している以下のyoutuber「ミルクティー飲みたい」さんの動画をお勧めする。
【絶対に公開するな】悪魔が暴露した人類の98%を支配する禁断の法則とは?
https://www.youtube.com/watch?v=nKsGgXIwt5A
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