やっぱ暑い夏にはスイカだね~
暑い夏、今日も朝からセミの鳴き声で目が覚めた。
ミーンミンミンミーン……
セミの声を聞いた途端に暑さが増す気がする。
あの、暑苦しいセミの鳴き声がより一層暑さを倍増させるのだ。
そうそう暑い夏と言えばスイカが思い浮かぶであろう!
子供の頃によくTVのお笑い番組のコントシーンで6分の1カットのスイカを両手で持ってかぶりついて食べる場面を目にしていて、思わずこんな贅沢な食べ方してみたいなって思っていた。
大人になったら食べてみたい!
そう思っていた。
でも……
現実には、まだ試したことが無い。
小さくカットされたスイカを食べる現実。
「は~い! 皆スイカよ~」
スイカを手に取った子供たちが美味しそうに食べる姿が目に浮かぶ。
そして暑い夏に涼しい場所で冷たいものが食べたくもなる。
氷の看板が目に浮かぶ人も多いだろう!
そしてかき氷を思い浮かべるだろう!
でも……
今の私は喫茶店に入ってこれが食べたい!
そう、苺パフェ。
果物の中でも私が一番好きなのが苺
ケーキなら苺のショートケーキだし、かき氷なら練乳のかかった苺ミルク。
あ~思わずよだれが出てしまう。
このパフェから4人組の女子が楽しく恋バナをしている風景が情景が思い浮かぶ。
「私、ずっと気になっているコがいてね」
「誰、誰、誰よ~」
「いつも学校へ行く途中でバスに乗っている時に見かけるコなんだけど、名前もわからないの。ただ、学校だけは制服でわかっているんだけど、話すきっかけがなくって、ていうか私の一方的な片思いだから」
「何処の学校よ!」
「隣町の○○高のコなんだけど」
このパフェから勝手に想像して妄想してしまった女子高生たちの恋バナトーク。
でも、最終的には家で座ってくつろいで食べるスイカが一番なのかもしれない。夏にしか食べられない食べ物だからね~
スイカにはいろんな人のいろんな思い出が、いろんなドラマが沢山あるんだろうな。
そんな暑い夏の日のとある休日にふと思い浮かんだお話でした。
食べ物をテーマにしたショートショートな小説風なお話をこれからも時々アップできたらなと思います。