四柱推命 癸 ~雨の季節と紫陽花と~
皆さま こんばんは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。
今日は湿気を含んだ、曇り空の一日でした。
今年は、去年よりの寒さが長引いたり雨の日が多いような気がします。
雨が降る前後は気圧の変化が激しく、湿度も高くなるため、人の自律神経を乱します。
そのため、気持ちが不安定になったり、身体がだるくなったりと、心身ともに不調になりがちです。
雨の日は、晴れの日のように身軽に外出もできず
モチベーションも下がってしまうのは、私だけでしょうか?
ただ、雨は恵みの雨とも言います。
生物が生きていくには水は必要不可欠なもの。
雨は東洋占術の基本的な考え方、陰陽五行では「陰の水」です。
十干では、「癸(みずのと)」になります。
「水」は物事を受容する力があって流動的な面をもち、物事を休ませる作用もあります。
そして、「水」はたえず流れていることから、「浄化」の役割も果たしてくれます。
雨は降ることで、汚れた大気や大地を浄化します。
そう考えると、雨の降る前後の不調は雨からの、自分が今抱えているものを下ろしましょうと言うサインではないかと私は思っています。
知らず知らずのうちに、溜め込んだマイナスな感情や、理屈では正しいとわかっていても、感情がついていかずにモヤモヤしていることは誰にでもあります。
たくさん抱え込んで重すぎて立てなくなる前に、自分のことは自分で浄化して、前に進めるように整えていきたいものですね。
自分を浄化するのに、一番効果的だと私が思うことは「涙=泣くこと」です。
感情に正直に、たくさんの涙を流しているうちに、段々と隠れていた自分が表に表れてきます。
自分が認めたくなかった嫌な自分。
些細なことが許せなかった自分。
正直な自分をまずは認めること、そして許すことが、マイナス感情から解放されることに繋がると思います。
強い人は自分の弱さを知っている人でもあります。
梅雨の季節に、その時々の輝きを見せながら咲き続ける紫陽花の姿は、晴れた日だけでなく、雨降りにもよく似合います。
紫陽花の花は、雨に濡れながら花の色を七変化させていきます。
泣けるほど辛いことも、自分色が変化するためのきっかけ。
だから泣きたいときは、泣きましょう。
泣けるだけ泣いたら、きっと新しい自分が待ってくれていますよ☺️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?