四柱推命 用神 ~自分の大切なものは守り切りたい~
皆さま こんばんは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。
10月に入りましたね。日中はまだまだ暑いですが、日が暮れるのが早くなってきて、17時を過ぎると夕焼けが見えてくるようになりました。夕暮れの風は冷たくて、あぁ秋がやってきたのだなと思い知らされます。
秋は、東洋の暦では「金」の季節になります。
日干に雨を表す「癸」を持つ夏生まれの私には、秋の「金」は自分を扶けてくれる大切な五行になります。
そのせいなのか、秋は体調も安定していて、何事もスムーズに決まったり、順調に進んだりすることが多いです。
四柱推命では、自分を扶けてくれる五行を「喜神」といい、自分に凶として作用する五行を「忌神」といいます。
そして、自分自身を表す日干にとってもっとも強い支えとなる干のことを「用神」といいます。
用神は、日干のキーマンのような存在です。
用神が潰れると運勢が傾くと言われるほど、大切な干になります。
四柱推命では、自分の命式の五行のバランスを重視し、バランスを良くすることが開運とされています。
用神は、日干を扶け、バランスを取るための重要な役目があります。
自分にとっての用神が何なのかを把握することはとても大切です。
人生は常に選択の連続です。
意に添わぬ選択だとしても、用神を守りきるために切り捨てる勇気こそが、自分の身を結果的に守ることになるのです。